本当の自分にOKが出せた瞬間。

 会社の中で通訳の仕事の仕事をしているクライアントさんが、「語学をどのように学んできたか?」について、話す機会がやってきたようです。いつか語学を教えたいという願いが、向こうかやってくる形で叶うことになりました。
 ということで、初めて自分の歴史について語るということで、クライアントさんはどう話したらいいのか? 全くアイデアがないようでした。ですので、私のほうがインタビューする感じで、「その言語を学び始めたきっかけ」から聴いていきました。

「どうして学び始めたんですか?」
「第二外国語といて履修はしていたんですが、まったくできなかったんですよ。そして就職氷河期ということもあって、何か習得はしておいた方がいいと思って、その語学の国へ2年間留学へ行ったんです」

というところから、帰国後就職した会社ではまた、その言語を使う国へ出張を命ぜられて、語学学校へ行きながら仕事…と言う風に、聞いていて、日本人がいない国で、すごい度胸だなと思いました。(笑) 



 また、私が疑問に思ったことがあったので、クライアントさんに質問しました。

「なぜ、あまりしゃべれないのに、テストの点がよくて、難しいクラスになったのですか?」
「聞くことができたんです。大体単語を掴んで、何を言っているかわかったんです」
「なるほど! 語学習得は、まず聴くことができることが大事ですよね。4技能 聴く、読む、書く、話すがあって、どれもバランスよくやらないといけないのですが、聞けるようになると、脳が変化して、それからだんだんと話すことができてくる。そういえば、昔から自分がしゃべるよりも、聞くほうが多かったって言ってましたよね。なんとなくわかるというのは、本当によく聞いているからですよ。性格的に通訳向きだったんですね」

「わっ。もともとしゃべるのは苦手のほうで、聞くことが多かったんです。子供のころからしゃべるのが苦手なのは、しょうがなかったということにしていたんですが、すべてがつながっていたんですね!」

 クライアントさんの思わぬ気づきに繋がっていったのです。深いところから、本当の自分にOKが出せた瞬間でした。

 自然に話しながら、語学の勉強をしている人に、どんなことをシェアできるのか? も見えてきました。私の仕事的に「経験談のパッケージング」をいつもしているようなものですので、クライアントさんの今やられているお仕事が、点が線になってきていることを表現できたようでよかったです。

 「自分を知ること」。本当に大事ですね。クライアントさんも、昨日語学の先生から思い付きで、依頼されたことだったそうで、翌日に私のセッションが入っていたのも必然でした。長くセッションを受けているクライアントさんが多いですが、毎回新しい発見があります。 

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