相手の優位感覚にペーシングして訊く。

 全く新しい仕事になり、経験がないためスケジューリングのイメージもなかなかつかめず、人に聞きながらやるそうなのですが、いろいろな人に聞くことで、様々な意見が出てきて辻褄が合わないこともでてきているようです。どうしたら、計画的に仕事を終わらせることができるのか? 

 自分がわからないところを聞くこともしている。でも聞きすぎて、つじつまが合わない。Aさんが言ったことも取り入れるべきだし、Bさんの言ったことも取り入れるべきだし...。こうなると何が足りないのか? 私が感じたのは、「教わるときの準備」です。



 クライアントさんは、言葉にまとめること得意なタイプです。だからこそ、いろいろな人に聞いて、あとから要点をまとめればと思っていらしゃるのでしょう。しかし教えてもらうときに、自分の優位感覚が違うと、うまく聞けないときがあるのです。

 たとえば、1枚の図を用意して、「自分はここまでわかっているけれど、ここがわからない」というように、ビジュアルで示すと分かりやすい相手もいます。でもたいてい、プロセスを確認するには、どの人も1枚の絵、図のほうが今どこにいるのか? 想像つきやすいでしょう。自分の優位感覚だけに頼ると、人に依頼するときうまくいかなくなるのです。相手も自分の感覚で教えようとしますから、どこを教えればよいか、しっかり伝わってないかもしれません。


    こちらのクライアントさんと同じタイプのクライアントさんのお話もしました。その方も、完成イメージを描かずに、アクションプランを1歩ずつやっていこうとするところがありました。まずは、ビジュアルをイメージしてから取り掛かるとやりやすくなるし、目からの情報も入りやすくなると教えました。

 私もどちらかというと、文字派でしたから、以前作っていたパワポは、文字多めで3時間で120枚もパワポを作成していました?! 今は4時間で5枚です。教える系と考察する系とジャンルは違いますが、ビジュアルを入れるようにしたほうが、聞くほうも最初にぱっとイメージを持てて、入りやすくなることは明らかです。
 
 アパレルの頃にビジュアルタイプが多かったので、雑誌を写真しか読まないと聞いたとき、驚きました。こちらのクライアントさんもビジュアルタイプの人に出会ったとき、衝撃だったようです。でもそのときは、「自分とずいぶんタイプが違う」で終わられていたようですので、今回は相手に寄り添うというスキルも取り入れるべきでしょう。そして、自分の感性が磨かれていくでしょう。

 なかなか壁を超えることは苦痛でもありますが、そこを突破しないと、次の景色は見えません。苦手だからといつまでも避けていると、ずっと追いかけられますので! そこは自分をなくして、脳に頑張ってもらいましょう。


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