クライアントさんが演奏の本番のときに、ソロの緊張感もあって、思ったよりもできなかったなと感じたそうです。自分で録音を聴いてみたところOKの範囲ではあったけれど、先生からはやはり自分が感じていたようなフィードバックがあったようです。それはそれで受け止めて、次につなげようということで、「本番でベストを出せるコンディションづくり」についてがテーマとなりました。
「本番ではどのように演奏したかったんですか?」
「空気のような、その中にまばゆい光があるようなそんなイメージです。なんかそのイメージの動きに乗ることができなかったんですよね」
「思っているけれど、再現できなかったってことですね」
「そんな感じです。途中で切り返すことも難しくて」
「やろうと思っている通りに動かなかったんですね。ということは、心と体がちぐはぐになってしまったんですね」
「あ、ちぐはぐ! そんな感じでしたね~」
「で、そのあと家で演奏してみてできたですか?」
「はい。思ったようにできましたね」
「ということは、できるものが、できなかったってことですね」
クライアントさんは、思っていたイメージを身体のほうでは再現できない状態になっていたようです。これからの練習についても考えていくようになりました。
「子供がいるので、練習時間を夜から朝に変えたばかりなんですよ。今までは夜にしていました。すべてが終わったあとだから、リラックしした状態で練習ができるので」
「なるほど。逆に朝だからいいことってありませんか?」
「頭がすっきりしていて、惑わされないし、発見もありますね。そうか…」
「私もカランレッスンを夜に受けていたのですが、数か月前から意図的に朝に変えてみたところ、ルーティンみたいなものは、先に終わらせてしまったほうが、いいなという発見がありましたよ。今では朝のほうがいいイメージですね」
「なるほど。そう考えるとよさそうですね。朝にやれば、朝気づいたことを生徒に伝えることができるかもしれませんね」
そんな風に習慣を変えるときは、可能性にフォーカスして考えることで、脳がいい感じにスイッチしてくれます。
「本番ではどのように演奏したかったんですか?」
「空気のような、その中にまばゆい光があるようなそんなイメージです。なんかそのイメージの動きに乗ることができなかったんですよね」
「思っているけれど、再現できなかったってことですね」
「そんな感じです。途中で切り返すことも難しくて」
「やろうと思っている通りに動かなかったんですね。ということは、心と体がちぐはぐになってしまったんですね」
「あ、ちぐはぐ! そんな感じでしたね~」
「で、そのあと家で演奏してみてできたですか?」
「はい。思ったようにできましたね」
「ということは、できるものが、できなかったってことですね」
クライアントさんは、思っていたイメージを身体のほうでは再現できない状態になっていたようです。これからの練習についても考えていくようになりました。
「子供がいるので、練習時間を夜から朝に変えたばかりなんですよ。今までは夜にしていました。すべてが終わったあとだから、リラックしした状態で練習ができるので」
「なるほど。逆に朝だからいいことってありませんか?」
「頭がすっきりしていて、惑わされないし、発見もありますね。そうか…」
「私もカランレッスンを夜に受けていたのですが、数か月前から意図的に朝に変えてみたところ、ルーティンみたいなものは、先に終わらせてしまったほうが、いいなという発見がありましたよ。今では朝のほうがいいイメージですね」
「なるほど。そう考えるとよさそうですね。朝にやれば、朝気づいたことを生徒に伝えることができるかもしれませんね」
そんな風に習慣を変えるときは、可能性にフォーカスして考えることで、脳がいい感じにスイッチしてくれます。
クライアントさんは、夜に練習するとリラックスできるという良さも感じているのでここは、「朝はルーティン、夜は余裕があったらやる、という決まりにしたらどうか」と提案してみました。2回できたら最強です。でも、それは「できる余力があればやる」程度の約束でいいのです。これが続く秘訣です。10分でもやろうとか、とにかくやるようにはしていくのです。
「出来ればやる」の話をしていると、クライアントさんは、「夜は疲れているのに、無理にやろうとしていたときもありましたね」とお答えになりました。そのとき、私は気づきました。
「身体は疲れているのに、頭では無理してやろうという風になっていたんですね。その日々のちょっとした心と頭のちぐはぐが、本番のちぐはぐを生み出していたのかもしれませんよ。やはり自己基盤ですね。普段から、頭と心を一致させる習慣を持つことで、いつも通りのパフォーマンスを出しやすくなって、さらに本番は、程よい緊張感を味方できると集中力も増すので、最高の状態になるでしょう」
クライアントさんは、ゆっくりイメージしてから、「そうですね!」といろいろと繋がったようです。
普段の「やらなきゃ」が、ちぐはぐを生み出していた。疲れているのにやるというのは、脳と身体が違うことしています。そうすると、脳が疲れてしまうのです。夜に比べたら疲れていない朝に練習をするルーティンにして、夜は余力があればやる。そんな風に自分のルールをつくってあげれば、脳も「はい、今はスイッチを入れるときね」といい感じで動くでしょう。
本番をうまくいかせようと、本番だけがうまくいく方法を探しても本末転倒です。普段から自分の心に正直にしていくことで、本番でも思ったように、体が動いてくれると思います。さらに、本番の場の力も借りて、一番本番がよくならないとおかしいのです!
セッションの最初に「健康はどうですか?」と質問したのですが、「ようやく体力が戻ってきました」とお答えになったことが、すでにこのセッションの伏線になっていたなと思いました。
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UPDATE Highlights Remix! 遂にリリース!
知人のスピリチュアルカウンセラーも唸らせた、UPDATEシリーズ。なるべくしてなっている法則を私のエピソードと共に3時間37分言語化しました。REMIXとして、各地で一番長く話してしまった部分を繋げて最高の状態に仕上げました!
【ご感想より】
UPDATE Highlights 以来私を含め周りも変化が続いています。毎日やる事に悩まなくなり、いえ、悩むのをやめました。悩まず決めるだけ。自己基盤を整えるってことも、今迄は、難しいことと定義してましたが、これが、(×)なんだなーと。これらの変化も楽しみです。
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