店舗の片づけ&清掃代行サービスレポート。

 3年くらい継続でセッションしている方の現場へお伺いしました。私もお世話になっていますが、仕事として行くのは初めてのこと。

 私はいつも「店舗運営目線」でも観てみる習慣があるので、色々と改善すべき点というのは、すでにわかっていました。しかし、人にはタイミングというものもあると思ったので、こちらからは特に言わないでいました。クライアントさんのところには、お客様もひっきりなしに来ていますし、ベテランの腕前ですし。

 ところが先月のセッションでは、クライアントさんが珍しく「白紙」の状態で、対面セッションにいらっしゃったのです。そこで、タイミングが来たのかなと思い、エネルギーをよくするために店の整理整頓もしたほうがいいという話になりました。掃除はされていますが、捨てられないものがいっぱいありそうです。

 来ているお客様の話も、よくセッションで話題になっていたのですが、「困るお客様」の話が多いことも気になっていました。なぜ、そこにフォーカスしがちなのだろうか?と。
 お客様もいっぱい、腕もいい、そこでそれ以上の発展をしたいと願っていて、前に進めようとするのですが、なぜかトラブルを引き寄せていました。

 それはきっと「執着」という思考が、後ろ髪をひっぱっているのだと、収納を開けたときにわかりました。

 最初に着手したのは、本棚です。お客様が待っている間に読めるようにと本が並べてありましたが、雑誌もアップデートされていないまま放置されていました。

「この本って、読まれているのですか?」
「そうですね、お客様の中にスポーツ系の方もいらっしゃるので、結構読むと思うんですよね」
「もし、ここに本がなかったとしたら、お客様は自分のスマホでも見たりして時間をつぶすんじゃないでしょうか。だから、なくてもいいという発想もありますけど」
「そうか。もしなかったら…。そんな風に考えたことはなかったな~」
「このあたり、ブックオフで売れますよ。売れるものは段ボールに入れて、そのほかは捨てるという形で整理して行きましょう」

「結構読む人がいる」と言っても、10人中1人の方に、フォーカスしがちなのかもしれないと思いました。クライアントさんの思考の癖が、本棚に表れていると思いました。結果、本棚、無くなりました!

 次は、受付コーナーです。ここも、アップデートされていない置きもの、ぬいぐるみが置いてありました。また、配線コードも丸見えで、お店として見栄えの悪い状態でした。

「置物がいっぱいで、エネルギーの通り道がふさがれてしまいますよ。これは捨てた方がいいでしょうね」
「これ、人からもらったんですよ。だから悪いなと」
「人からもらったものは、貰った側は、いるかいらないか、選んでいいんです。必要ないなら、人にあげるとか、捨てるとかしてもいいんですよ」

 物をくれた人に焦点を当てていて、自分がどうしたいのか?を無視している状態とも言えます。また、そのほかのお客様がそれを見てどう思っているのか? についても、考えが及んでいない状態とも言えるでしょう。ここでも、思考の癖がそのまま表れていました。

 エネルギーの通りをよくするために、受付の棚は必要なものだけにしました。

 それから、洗面所です。洗面台の収納に入りきらない分、棚ではないところまで、物が溢れかえっていました。

「収納に入らないので、上に棚を設置しようと思っているんですよ」
「入りきらない分をしまうための棚を作ろうとするから、物が増えるんですよ。今の収納を整理すれば、きっと全て収まるようになると思います」

 そして、洗面台収納を開けてみると、ものすごい量の「キレイキレイ」、「ウエットワイパー」などが入っていました。一体、ここに使わないでストックしている分だけで、いくらになるのでしょうか? お金のエネルギーも滞っています。

「安くなっているときに、まとめ買いしたんです」
「1年分以上ありますね…」

 それからゴミ袋を広げて、不必要な物を捨てて行きました。いるものは、きれいに収納へしまいました。いらないものを減らしたことで、溢れていたものも収納にしまうことが出来、どこに何があるのかが見やすくなりました。

 クライアントさんには、捨てるものの最終確認をしてもらいました。あまり執着なく黙々と捨てていらっしゃるご様子でした。これまでセッションを重ねたことが、決断をシンプルにさせているようにも感じました。

 そのほか、待合室の掲示物も並べ替えを行いました。いらないものは捨てて、壁の面積も空き、部屋が一段と明るくなりました。
 やはり、一部の困ったお客様に対してアナウンスしている掲示板も幾つかありました。フォーカスポイントが、そこに行きがちな現れです。今後、来て頂きたいお客様にフォーカスしたらどうなるのでしょうか?

 ようやく、窓ガラス掃除へ。スクイジーを持っていらっしゃらなかったので、私がダイソーへ買いに行きました。ついでに、ゴミ箱も新しいものを購入。なんと、使っていたゴミ箱は、30年前に買ったものだったのです?! ひびも入っていましたが、そのまま使われていました。

 ガラス窓を掃除していると、入口にある「金のなる木」に埃がかかっているのが見えました。かわいそうなので水で洗い流しました。そして、お客様に貰ったというシクラメンもありました。丁寧に見てみると、葉っぱがモリモリついた中に花が咲いていました。育てるのが難しいと言われるシクラメンですが、かなり元気な様子です。葉っぱをとって、光が入りやすいように整えました。水もたっぷりとあげました。

 それから入口ドア、窓の両面ガラス清掃を行い、すっきりです。

 その間に、クライアントさんは受付台にまで及んでいた配線コードを見えないように配線し終わりました。どうやら、配線コードを隠そうとして、色々な物を台の上においていたようです。棚の上のものが激減したので、これで受付台もいつでも奇麗に拭き掃除しやすくもなりました。奇麗になったところで、中のごちゃごちゃが見えやすくなり、今度はそこを整理しなくては…となりました。


 最後はクライアントさんと一緒に、外からお店を眺めてみました。
「お客さん、明日びっくりするだろうな~。どうしたんですか?って!」
私もびっくりです。5時間でこんなにスッキリできるとは!途中、休憩もすることなく、ひたすら整理整頓、掃除に明け暮れました。スッキリとしていくと、見えていなかった部分が見えてきて、次はそこをスッキリされると、さらにまた見えてきて…。気になるところを全部行いました。次回は、店の内部のほうまで潜入していきたいと思います!

 改めて、収納の仕方がその人の生活、思考を投影しているものだなと感じました。忙しいというのは、整理整頓出来ない理由になってしまうかもしれませんが、「考えることをやめている」ように見えます。リアクション、リアクションで対応していくものだから、困ったお客様にどんどんフォーカスしてしまったり、自分よりも他人にフォーカスしてしまったりして、結局は自分をおざなりにもしてしまうのです。

 そうすると、自分が本当にどうしたいのか? というところに辿りつけませんから、なかなか次の願いへと進めなくなっていくのでしょう。今後のクライアントさんの発展が楽しみです。

 部屋はその人を表わすとよく言いますが、具体的には、「思考の癖」がそのまま表れている結果なのだと思います。自分がどんな思考の癖があるのか? 部屋の鑑定をしてほしい方は、対面セッションと言う形で受け付けますので、いつでもご相談ください!自分を知ることは大事です。

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