昨日、初めて公開した対面セッション動画は、もうご覧になりましたか? なにしろノーカット版のため、80分という映画と同じ長さ。なかなかお時間を取れない方もいらっしゃるかと思いますが!
映画の解説ではありませんが、少しずつ種明かしをしていきたいと思います。
その①なぜ、最初のテーマと違う話に途中からなったのか?
最初のほうは「相手から言われたことで、気になったことがある」という出だしでした。ところが、途中から「自分が自分のなかで、気にはしているけれど、そこで停滞していたままだったこと」についての対話が深められていきました。
つまり対話の焦点は、コミュニケーションの問題ではなく、自分に矢印が向けられたということです。動画が始まってから5分目のフィードバックが鍵でした。
「花展のときに言われたんですか?」というフィードバックが、クライアントさん的に「ハッ」としたところだったそうです。
昔の私でしたら、最初にクライアントさんがテーマにしたから、「コミュニケーションの問題かな」と決めつけてそのまま傾聴を続け、「なかなか意見を言ってくれる人も少ないですから、ありがたいですよね」と返して、相手を納得させようとしたかもしれません。
「もし私がそう言ったら、どう感じます?」とクライアントさんに聞いてみたら、「なんか、共感してもらっていない感じが残る」とおっしゃっていました。
ちなみに、私は一切顔には出していませんが、「いも掘り? 婚活? 面白いところに話しが進んで行くなぁ」と思いながら聞いていました。(笑)相手が最後まで話さないと、話は見えてこないものです。
この動画を見ながら、「私だったら、ここでこう言うだろうな…」とか、いろいろ湧いてくると思います。普段の会話とどこが違うのか? という見方もオススメです。
続く。
0コメント