【DISC理論(タイプわけ)】

今朝、コーチングのクラスを受けたが、やはりコーチングといえば

コミュニケーションスキル。ということで、タイプわけ(DISC理論)

を知ることは、コーチングの効果も出しやすいということを

改めて認識した。

今月は、リーダーシップのクラスをとっていて、

今日は4週目、最後のクラスで、各々のリーダーとしての強みと、

強みだからこその課題について、ディスカッションになった。

まだ、タイプ別を知らない人は、是非自分のタイプを知って欲しい。

こちらのサイトだ。
今日のこのクラスを受けて、どのタイプでもリーダーシップを発揮する

ことができる可能性があると知った。

というのは、私としては、コントローラー、プロモーターのリーダーは

沢山知っているので、アナライザーとか、サポーターがリーダーとして

やっていくためには、どうコーチングをしたらよいのか?

悩みになっていた。それがクリアになった。


また、コントローラのリーダーが多いのだが、彼らにどのようにしたら

部下の意見を聞き入れる体制を作れるのか?ということも悩んで

いたが、それもクラスのディスカッションでクリアになった。

いかに、タイプ別のリーダーへのコーチングについてまとめてみる。


【コントローラの課題】

長所:決断力があり、自ら判断を下そうとする。

短所:メンバーの意見を聞かない、全てを自分で判断したがる独善的なリーダー


課題:部下に権限にさせること・アグノレッジさせること・
   情報が入ってくる仕組みを作らせること。

◆どうすればよいか?

自分が判断したいという欲求を脇に置かせ、メンバーに権限委譲せせることをポイントとして、コーチングする。

メンバーに任せることも含めて、自分の判断だと思えるようになるようにする。


【プロモーターの課題】

長所:既存の枠組みを超えて、新しいアイデアをどんどん出そうとする。

短所:計画性が甘く、ビジョンが具現化しないことがある。

課題:計画性を持たせる
   重要であるけれども緊急性の少ないことに着手させる
   情報を収集させる。

◆どうすればよいか?

コーチとしてアナライザーの視点をもつ

効果的な質問は?

「この計画を実行したときのリスクにはどのようなものがあるか?」
「いつ、どこで、誰と、それを、どのように進めるのか?」など。

プロモーターの勢いをとめないように、まず彼らの物語を聞き、
その上でアナライザー的な視点を提示する。

【サポーターの課題】

長所:他の人の意見を聞く・維持が求められている場合はうまく行く

短所:決断が遅れる・創造や破壊が苦手

◆どうすればよいか?

課題:決めることを決めさせる・ネガティブフィードバックをさせる
   新しい物語を作り出させる


 効果的な質問は?

「あなたは、どうしたいのですか?」

【アナライザーの課題】

長所:情報収集が完璧・自分の専門性を大事にする

短所:決断が遅れる・自分の専門性にしか着目しない

◆どうすればよいか?


課題:決断のスピードを上げさせる・全体を俯瞰させる
   プレゼンスを意識させる。(プレゼンなどで、声のトーンを変えたり、身振り手振りで話させたり、パワポでアニメを使うなど)


効果的な質問は?

「もし、情報が集まっているという状況なら、何をしますか?」


如何でしたか?

実際にコーチングをしていて、コントローラーのタイプのリーダーが

多く、権限委譲することが難しいと考えている人が多いもので、

どうコーチングしようか?と作戦を練っていましたが、

今日のコーチングのクラスを聞いて、なんだかナゾが解けました。

メンバーに任せたとしても、情報はしっかりと自分の元に入って

くるようなシステムを作ること。
が大事のようです。

ちなみに私は、プロモータータイプのリーダーでした。

アイデアを作っては、自分で壊して、またワクワクするような

アイデアを作ってやっていたことを思い出します。

確かに計画性なし・・・気をつけます・・