★メモを取らないでコーチングする。

コーチをしているひとのコーチングをしていたときに、

コーチとしてのスキルアップがテーマでセッションしていました。

クライアントさんが、どういう「聞く」スタイルをしているのか?

聞いてみたのですが、「メモを取っていると。」

私は、その時、自分メモをみたのですが、15分くらい話をした時点で、

メモは、3行しか書いていませんでした。


特に、自分と違う分野の方のコーチングをするときには、

スチュエーションを想像しやすいようにと、メモをとりますが、

クライアントさんが、言ったことを忘れないようにという

メモの取り方ではないかもしれません。


その、クライアントさんが、あまりにメモに夢中になっている

という事実がわかったので、

次回のセッションは、「メモ」を取らないでしてみてくださいね。

という課題を出したのです。


すると・・・その報告メールが来ました。


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堀口さん、おはようございます♪

本日はお試しセッションを対面式で行なって来ました。
メモはなしです。(笑)
でも、話した内容をちゃんと覚えています!
やればできるのですね。
次回もこの調子でやってみます。

今日はとても穏やかな私でした。 ある日本人の方と
電話で話しをしたときにも気づいたのですが、
言葉遣いがとても丁寧になり、話しをするスピードも
いつもよりゆっくり気味でした。
お試しセッションもこのペースだったのです。

どうしたのでしょう? 素直にいいかんじです。(笑)

いつもどうもありがとうございます。


※日本人が、って書いていますが、彼女はアイルランドで
コーチしています。
向こうは6時、私は15時でいつもスカイプセッションです。

★クライアントさんのブログ
http://mmcoach.blog.drecom.jp/
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そして、そのお試しセッション後、

クライアント契約も決まったそうです。


メモを取る。ということにエネルギーを奪われすぎて、

話から感じる。というところが鍛えられなかったのでしょう。


視点を変えることは、可能性も広がりますね。


今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

もし、いつもと違う流れでいろいろなことを行う一日を

過ごしてみたら、どうなるでしょうか?