先日の1D1U Camp のSunday Hitomi Serviceの中で、「終止符からのReborn」というテーマで話した後、ユニタスさんにご感想をいただき、また気づいたことがありました。
★1
>結果を出したい!と焦りたくなったら、またこの動画を見ようと思います。
9年間サラリーマン時代は、給与やタイトルをアップさせるために、常に結果を追い求めていました。ですので、独立しても目標をどんどんクリアすることを当たり前のことに捉えており、どんどんクリアしていきました。しかしある時、結果を追い求めることで、疲弊した自分に気づき、「結果を追い求めないで生きることができるのか?」という境地に挑戦しはじめたことがありました。営業の電話がかかってきても、「広告費0円で集客することに取り組んでいるので、結構です」と断っていました。今から約12年前のことです。そんな考え方を実践するのは、子供時代以来でしょうか?(笑)つまり、結果主義を断捨離したのです。
そして、独立して7年目に受講したメンタルケア講座の「スピリチュアルケア」という講義の中で、80歳の教授が「結果主義では自分の存在価値に気づけない」とお話になり、私は東大の講堂で数百名が聴講している中、1人しくしく泣きました。ビジネスで結果を出しても、自分に価値を感じることがでできなかった理由がよく分かったのです。その後、結果を出さなくても自分に価値を感じられるように、自己基盤を整えていくことに、時間もお金も費やしました。
★2
>1人でやっていると、自分で終止符を打ったり、破壊するのですね。
自分が組織に属しているときには、終止符や破壊は会社がすることです。マクドナルド時代もアパレル時代も、店舗運営とという職種は、経営と近いところにいました。
マクドナルドでは、目まぐるしくプロモーション商品が変化したり、新形態を実験しては、うまくいかなくなるとすぐに辞めてを繰り返していました。現場は大変です。その都度、POPを変えたり、レジのシステムを変えたりしなくてはいけないからです。
私がアパレルにいたころ、会社はスクラップアンドビルドを繰り返していました。壁が白くてガラス張りの明るい店内が、いきなりブラックになりました。社長の思惑は、「外壁をブラックにしても、入ってこられるお客様だけに絞る」と言うのです。「それじゃ、今までのお客様も入りにくくなるのでは?」と、スタッフたちは大混乱。経営者の狙いは、従業員に理解できなかったのです。でも私は独立を志していたので、なんとなく理解しはじめました。「ラグジュアリー」の意味を。
そんな会社組織の中にいたので、自分も独立をしたら、ずっと同じことをするのではなく、諸行無常なのだという考え方でいくのだろうと想像していました。思っていたように、自分で終止符を打ち、創造し・・・ということを繰り返すことが、継続につながるのだと自分でも体現しています。
★3
>破壊と再生というのは、過去や大事な人とのつながりを切り捨てることとは違うんですね。
35歳の時にふと気づいたのですが、これから先も、自分の仕事を続ける人生が続いていくのならば、短期で目標を達成するというマインドでなく、長期的に続けていくためのマインドに変えていかないと、未来が想像できない…と感じたことがありました。
具体的には、20代、30代前半は、短いスパンで友達も変化していきましたが、これから付き合う人たちとは、長いお付き合いになるだろうから、絆を深めるような付き合い方ができる自分になる必要があるとも思いました。
その結果、私のコーチ、ヨガ、ボイトレ、英会話の先生との関係は10年以上も続いています。クライアントさんたちとの関係も長くなり、5年以上つながっている方ばかりです。10年以上の方もいらっしゃいます。
つまり、切り捨てるのではなく、リボンを結び続けることが、Rebornにつながっていくのだと思います。付き合う年月が長いからこそ熟成され生まれるものは、きっと促成栽培とは違うのだと思います。
以上です。ご感想ありがとうございました。
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