スピード感は、本では学べない。

 先月の「教わり上手」東京&オンラインのときに、東京会場だったクライアントさんのいつものセッションがありました。最初の声から、声がいつもよりワントーン明るくなっているような印象でした。私もどんどん声も変化してきているので、人の声の変化にも敏感です。的が絞られているというか、声に一本筋が通っていました。前回のセミナーの後の懇親会で、いろいろなことを体感されていらしたので、それかなとは思いました。

 その日は、4人で懇親会となりました。私とJulianとYさん、そのクライアントさんです。いつもと違うところへ食事へ行きましょうということになって、たまたま私の友人が前日に教えてくれた「ジンギスカン」のお店のことをふと思い出して、そこへ行きました。

 あまりにもおいしくて、ノンストップで食べ続け、その店に3時間くらい居てしまいました。二人の起業家を前に、4人しかいない個別感は濃いでしょう。私とJulianが話している様子について、「自由自在に話題が変化していき、子供の話から、宇宙の話まで!」と、クライアントさん、とても驚いたようでした。日本語ですが。(笑) 

 

 3次会は、そのクライアントさんの旦那さんがお酒に詳しいという話から、その店で一番高い日本酒を値段をよく確かめずに2回オーダーしてしまい、30分ちょっとで、ジンギスカンのお店と同じお会計に?!でも、あまりにも美味しすぎたので、喜んでお会計していらっしゃいました。(笑)

 そんなことがありまして、クライアントさんは、イベントの後の食事会で、気持ちがガラリと変わってしまったそうです。「私もそっち側へ行きたい!」と思えたとおっしゃっていました。

 1年前には、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じで、なかなか進まなかったようですが、今回はこれまでの経験も活かしつつ、とにかく気持ちが前向きですから、さっと課題にしていた作品が出来上がったのです。私もフィードバックをスムーズにすることができました。

「そんなに感化されるなら、私とJulianとのお食事会ツアー企画したほうがいいですね」と私が言うと、クライアントさんは、「それいいですよ!」と賛成していました。クライアントさんにとっては、「教わり上手」が終わった直後から、「本当の教わり上手」を体験する機会が訪れてしまいましたね。

 変わろうと思って、間接的なかかわりをするよりも、直接やっていることを見ることは、いろいろと掴めるところがあるはずです。スピード感だったり、想像できないことがたくさん見られるからです。本で学べるところと、本では学べないところ、それは実際にやっているところなのです。

 それができないときは、やっぱりすぐに行動に起こして「こういう感じかな?」でやってしまうことですね。先ほど、天才シンガーソングライターの映画を見ましたから、私も来週には、英語で曲を作ろうと思っています。(笑)

 ちなみに、そのジンギスカン屋の話を旦那さんにしたら、その数日後、旦那さんもたまたまそのお店の別店舗に連れていかれたそうです。そんなに店舗がないのに! シンクロも起きていました。流れに乗っていますね。