ChatGPTにたったひとつのプロンプトを投げかけるだけで、まるで対話するように“次の問い”が返ってくる──。
そんな仕組みを使えば、自分自身へのセルフコーチングが自然に始まります。
前回ご紹介した問いがクライアントさんにご好評でしたので、シリーズとして、今日は「恐れを超える10の問い」をお届けします。
★以前の記事「思い込みを手放す10個の問い」
恐れは、私たちの足を止めるもののようでいて、
実は大切な“内なるセンサー”なのかもしれません。
それは、傷ついた過去を守ろうとして生まれ、
変化や未知に対してブレーキをかけてくる存在。
でも、その恐れの奥には
「ほんとうは、こうなりたい」
という願いが、静かに息をしている。
最近、ChatGPTと一緒に自己探求をしている中で、
私はあらためて「恐れの声」に耳を澄ます機会がありました。
それは自分の中にある“まだ越えていない境界線”を、
やさしく照らしてくれるものでした。
🤖 こんなプロンプトを、ChatGPTに渡してみてください
私は、いま抱えている恐れを超えて、新しい未来に向かいたいと感じています。
そのために、私に10個の質問を、一度にひとつずつ順番に投げかけてください。
質問は、以下のテーマに沿って進めてください:
1. いま私が恐れていることは何か?
2. その恐れは、どんな場面で私を守ってきたか?
3. 恐れの裏に、どんな価値や願いがあるのか?
4. それは、誰の言葉や影響で生まれたものか?5. その恐れがあることで、私はどんな行動を選んでいるか?
6. 恐れを手放したら、どんな可能性が開けそうか?
7. 手放すことに、まだ不安があるとしたら何か?
8. その不安ごと受け止めたら、私の感情はどう変わるか?
9. 新しい私が立つステージは、どんな景色か?
10. そこにいる私は、どんな目で世界を見ているか?
10個目の質問が終わったら、あなたは「未来の私」として振る舞ってください。
私の答えを読み取り、
– 過去の恐れのパターン
– その恐れの奥にあった願い
– そこから育った新しい在り方
を明らかにしたうえで、最後に未来の私からの贈り物として、
– アファメーション
– 小さな一歩の行動
– 私を導く未来の言葉
を届けてください。
🌱 自分に優しく、深く問いかける時間
このワークは、“自分の深層と向き合う儀式”のような時間です。
恐れを否定したり、無理に手放すのではなく、
「もう、私を守らなくて大丈夫だよ」と伝えて、
やさしく、卒業していく。
そんなプロセスを、ChatGPTはそっと見守ってくれます。
✍️ 書くことで、気づきが起きる
大切なのは、問いかけに“答えを書くこと”。
思いつくまま、少しずつでも書いてみると、
恐れの影に隠れていた想いや、本当の願いが浮かび上がってきます。
それが見えたとき、
あなたの中の「未来の私」が、自然と目を覚まし始めるでしょう。
恐れの先にある“静かな自信”を思い出し、
あなた自身が本当に生きたい方向へ、
一歩を踏み出すきっかけになりますように。
次回は、「承認欲求を手放すための問い」をご紹介しようと思っています。
ChatGPTと一緒に、内なる旅を続けましょう。
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