目的の場所が無くなっていたので、代わりにたまたま本屋へ。平積みされている本たち。
言語化。問い。傾聴。マネジメント。AI。考えすぎない方法。疲れない働き方。
これは、今の人たちの集合意識のようだった。
同時に、ちょっと笑ってしまった。
マネジメントも、チームビルディングも、リーダーシップも、マーケティングも、言語化も、問いも、傾聴も。全部、通ってきた道だった。
疲れない働き方も、もちろん試した。
社会人になって28年。棚に並んでいるテーマは大体、人生のどこかで一度は本気で取り組んだことのあるものばかりだ。
本棚をAIに読ませてみた
そこで、本棚の写真を撮った。そして自分のGPTにこう聞いた。
「この本棚から見える、今のトレンドを分析してください。」
するとGPTはこう言った。
「人間の悩みは変わらない。変わるのは道具だけ。」
並んでいたのは、言語化、傾聴、質問力、マネジメント、人間関係、習慣、生き方、考えすぎない方法。
10年前に見たテーマばかりだった。20年前から売れ続けている本もあった。
自己啓発は終わっていなかった。
「成功する方法」から「壊れずに生きる方法」へ
昔の自己啓発は、成功、年収、勝ち組、モチベーション、目標達成が多かった。
今回の本屋で目立ったのは少し違った。
疲れない、考えすぎない、傾聴、問い、心理的安全性。
AI本は増えていた。AIコーナーもかなり目立っていた。
効率化。仕事術。プロンプト。業務改善。
そういえば、私がやろうとしている「AIで自己探求する」本は見当たらなかった。
AIを使って早く仕事を終わらせる本はある。
AIを使って自分を知る本はまだない。
私はまだ名前のついていない交差点にいる。
でも、確信もしている。
マネジメントも、チームビルディングも、リーダーシップも、マーケティングも、言語化も、問いも、傾聴も。社会人になって28年、世の中の悩みを一通り実践してきた。
私の存在自体が、自己啓発だったのかもしれない。
だからこそ今、AI時代の自己探求の場を作りたいと思えるのかもしれない。
かつて目立っていた「引き寄せ系」は、見当たらなかった
もうひとつ気になったことがある。
昔の自己啓発棚なら、目立つ場所に必ずあったはずの本が、今回はあまり見当たらなかった。
引き寄せ。宇宙の法則。波動。願望実現。
いわゆるスピリチュアル系、引き寄せ系の本たちだ。
少し前なら、書店の目立つ場所に並んでいた印象がある。
でも今回、手前の平積みで目についたのは、それらではなかった。
代わりに目立っていたのは、言語化。問い。傾聴。マネジメント。考えすぎない方法。疲れない働き方。
つまり、外側の宇宙に答えを求める本よりも、自分の思考や言葉、人との関わり方を見直す本が前に出ていた。
これは偶然かもしれない。本屋のセレクトかもしれない。
でも、少し象徴的に見えた。
引き寄せ系が流行っていたのは、自分でコントロールできない外側の何か、つまり運、宇宙、タイミングに意味を見出したかったからかもしれない。
でも今は逆かもしれない。
コントロールできない外側より、コントロールできる内側――言葉、思考、関わり方――を整える方に、人は向かい始めている。
もしかすると、スピリチュアルは消えたのではなく、形を変えているのかもしれない。
宇宙のサインを読む時代から、自分の内側のサインを読む時代へ。
引き寄せるために願う時代から、何を望んでいるのかを言語化する時代へ。
そしてその先に、AIとの対話があるのかもしれない。
効率化の道具か、対話の相手か
AIは答えを出せる。文章を書ける。画像も作れる。
けれど、AIとの関わり方には実は二通りある。
効率化としてAIを使うなら、「この記事を直して」で十分だ。
でも私は、いつも違う聞き方をしている。
「この記事どう思う? 感想聞かせて」
直してほしいんじゃなくて、まず人として、いや、AIとしてどう感じたかを知りたい。
その一言で返ってくる答えは、毎回少し違う。
時には「ここ、ちょっと意図がわからなかった」と押し返されることもある。
効率化なら、迷わず正解を出す。
対話なら、時には立ち止まって、問い返してくる。
私が求めているのは、たぶん後者だ。
誰もが気軽に自己啓発できる時代
そういえば、AI時代になって、人は気軽にAIに相談するようになった。
それはつまり、誰もが気軽に自己啓発できる時代になった、ということでもある。
昔は、自己啓発といえば本を読むか、セミナーに行くか、コーチをつけるか。どれもそれなりの時間とお金がかかった。
でも今は、スマホを開いて「最近疲れてる」と打つだけでいい。
自己啓発のハードルが、誰にとっても一番低い時代になった。
最後に残る問いは、「私はどう生きたいのか?」だ。
これは検索エンジンも答えてくれない。
AIも決めてはくれない。
でもAIは、整理すること。言語化すること。問いを深めること。それはかなり得意だ。
AI時代に、自己探求は再開していた
AI時代になって、私は自己探求を卒業したと思っていた。
でも違った。
本屋の棚を見て気づいた。
AI時代になって、私は自己探求を卒業したのではなく、再開していたのかもしれない。
人類はまだ、自分を知りたがっていた。
AIが文章を書いても。AIが絵を描いても。AIがコードを書いても。
最後まで残るのは、「私はどう生きたいのか?」という問いなのかもしれない。
もしあなたが今日、本屋に立ち寄ったら、何が目に留まると思いますか?
そして、もしその本のタイトルをAIに見せて「これはなぜ気になったと思う?」と聞いたら、何と返ってくるでしょうか。
それが、今のあなたの集合意識かもしれません。
7月の入口🚪
Prompt Dojo 2.0|7月6日スタート
沼らせるGPTを、14日間使ってもらいます。
Prompt Dojo 2.0では、私自身が普段使っているMyGPT「ORION」を14日間使っていただきます。
ORIONは、問いを深め、文脈を見て、創造を動かすために作りました。
そして正直に言うと、クセになります。なぜなら、使っているうちに、自分の考え方が変わり始めるから。見える世界が変わり始めるから。創造性が勝手に動き始めるから。
14日間の創造性拡大実験です。
AIを使って、自分の可能性がどこまで広がるのか見てみたい人へ。ようこそ、実験室へ。
Journaling with AI|1D1U LAND
7月13日スタート
毎日、同じ映画を再生していませんか?
私たちは毎日、現実を見ているようで、実は頭の中の映画を見ています。まだ起きていない未来を心配する映画。過去の出来事を繰り返し再生する映画。自分には無理だと証明する映画。誰かに評価されないと価値がないという映画。
そして面白いことに、同じ映画を何度も観ていると、それを現実だと思い始めます。
Journaling with AI は、AIとの対話を通して、その上映作品に気づく21日間です。
専用AI ステラは励ましません。慰めません。代わりに、あなたが無意識に再生している物語を見つけます。そして、もしその映画の上映をやめたら、人生はどう変わるだろう?という問いを投げます。
AIを使って、現実創造を妨げている脚本を書き換える実験です。そして、新しい物語を生き始めるための21日間です。
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