会社勤めで貢献する以外に、価値を生み出す可能性を探る。

 令和に入り、すでに4名の方のセッションが始まっています。うちお二人は海外の方ですが、令和明けの母国の影響もあるのか、新しい扉が開くようなセッションとなりました。いつものリピーターの日本のかたも、急に「残りの30分のセッションは、旦那にプレゼントします!」という新発想が思いついたり、日本全体が、新しい気分になり始めているのかもしれません。

 「新しい扉」が開いた方のセッションでは、まさかの「副業宣言」にまで到達してしまいました。セッションの始まりは、「サラリーマン生活も長いので、それ以外に収入を得るなんてこと、まったく考えられませんね」と言う状態だったのにです。

 「会社勤めで貢献する以外に、価値を生み出す可能性を探る」がテーマのセッションでした。
 最近、クライアントさんの無意識がキャッチしているものは、人生で自分の探求すべきことをしている人たちのニュースや、親戚で個人事業主の人の日々の過ごし方の話を聞いて、自分と全然違うことに驚いたとか、この1年、1D1U LIFEを通じて、アートやパフォーマンスなど、今まで触れてこなかった、感性を磨くものに触れる機会が増えたとかで、何らかの方向へ変化している自分をまず確認されました。

 「で、どんな可能性があるのか?」。この時点では、まだクライアントさんは、「???」だったので、ほかのクライアントさんの例をシェアしました。

 その方は、18年の外資系金融サラリーマン時代から、まったくのキャリアチェンジで施術系の仕事になった方です。サラリーマン時代、私のコーチングを受けていたときに、今の仕事の延長でも未来を考えてみたのですが、全くイメージが広がらず、「だったらまず、興味のある方向へは進んで行ったら?」ということになりました。

「体、食事」を追及したいということで、本気でマラソンを始めたり、料理を習ったり、いつもなら行かない地域の海外旅行へ行ったり・・・。そうしているうちに、自分がどっちに行きたいのか、だんだんと明確になっていったのです。

 さらに最初に会ったときから、独立して何かをするタイプだなと私は感じていました。私よりも積極的ですし、(笑)コミュニケーション能力がとても高く、行動力がある人だったからです。

 そんな話をしながら、クライアントさんも共通項があることが見えてきました。「あ、語学ならすぐに教えられるんじゃないでしょうか!」そこから、子供時代の話にもつながった後、私もクライアントさんも、急に未来のイメージがどっと沸いてきて、ニッチなビジネス案が出来あがったのです。

「コーチングを受け始めて1年で、まさかここにたどり着くとは!」とクライアントさんもびっくりでした。令和元年初日に副業宣言! セッション前のざわめきが、クリアになった瞬間でした!