転職活動中のあるクライアントさんは、なかなか自分の方向性を見出せずにいたので、長期戦で行こうという話をしていたのですが、今回のセッションで「やっぱり未来をどうしたいか決めないと、このままな気がする」とご自身でそんな予感がしてしまったようです。
そこで、今一度理想の方向性について、明確にするセッションをしました。自分では、言い切れないというか、明らかにしたくもないご様子。恐れが先に立つと、そうなりたいけど、そうなれるのかな? という疑念と、そうなれない場合の代替え案も持っておこう…みたいに、遠回り思考というか、非常に込み入った状態でありました。ご自身でもなんでこんなにややこしくなっているのかも、わからないご様子。
しかし、クライアントさんが憧れている人生の先輩の話になって、ようやく客観的に未来のなりたい自分を認めざるを得なかったのです。自分の言葉で確実に納得するまで、少々時間のかかるアナライザータイプというのもあるでしょう。コーチも付き合います。
更に、これからの面接での言動について、迷いなく話せるように、いろいろと改善案を考えていきました。面接で自分が何を話しているのか? 録音して聞いてみるくらいなことをしないと、相手にどう伝わっているのか? 気づけません。本気で未来につながるところに受かりたいならば、私だったらそこまでするでしょう。
「なりたい未来を決めて、言動にも迷いなく」と、面接の方針も決まり、この日のセッションは終わりました。
そして2日後、流れが変わる兆候があったと、クライアントさんからメールを頂きました。
一昨日のセッションで、「やはり、Aの方向性に…」ということを再確認したあと、先日の会社から、2次面接の案内がきました。今まで芳しくない中で、このタイミングできたので、不思議な感じです。セッション直後にエントリーしたところからも、直ぐに面接が決まった一方で、Bの方向性の会社からはなかなか連絡ないので、結果にも方向性が現れているかもしれないと思いました。
直ぐ宇宙が動きましたね。「思考は現実化する」を宇宙が見せてくれたかのようなご報告でした。決めた未来が、やはり現実にもなっていくのですね。
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