夢のような旅を振り返り、もう一度その感覚を味わう。

 転職のため有給消化中のクライアントさんが、ボリビアから帰国されました。ボリビア入国時にいきなりハンストに出くわしたそうですが、そのお陰で、ウユニ塩湖は自分たちのツアー客しかいなかったそうです!  写真で見るのと実際に体験するのは、全く違うそうです! 標高4000メーターの空気の薄い中だったそうでしたが、夢のような旅だったようです。

 (クライアントさんの写真)

 しかし、夢のような旅から現実世界に戻り、時差ぼけのような状態がまだ続いてるようでした。次の仕事までの2週間は、引越などもあったり、いろいろやることもあります。

 セッションで旅のことについて質問して聴いていくと、だんだんと話しながら、楽しそうに旅のことを思いだされていきました。私もそうですが、私の英会話の先生のリアクション力は素晴らしので、そういう人に話すと、旅して本当に良かったなぁ!という気分になれます。それが未来の活力へつながるのです。私もそういう聴き手になれたでしょうか。クライアントさんも、お仕事モードに戻る前に、余韻を「味わう」ことが大事だと体感されていきました。

 私が思うには、現実の世界に戻るというよりも、そのまま旅を引きずっていくことが、旅からインスパイアされたということではないでしょうか。 

 旅を振り返ると、細かいところまで思い出せたり、あとから調べてみてわかることもあったり、旅が何倍にも楽しかった思い出として、心に刻まれていくのです。そして、この旅のメッセージは何だったのか? 気づくのです。  

 私は前回のスイスの旅のあと、1D1U SCRのサービスが一気に増えました。20分セッション、日曜ミサです。「教会」からインスパイアされて、お値段据え置きで、これらのサービスを提供することにしたのです。結構大変かもしれないとは思いましたが、ただ実行しました。今思えば、たくさんの人の助けになったのですから、やってよかったとしか思えません。

 クライアントさんは、1年前に道路の穴に落ちた方ですが、(笑)ここに繋がっていたかと思うと、マイナスを体験することは、やはり運を作ることなんだと、実証してくれたようです。

 今回の夢のような旅を振り返り、またその体験を人に話すことで、旅の思い出は持続して、その感覚がまた新しいインスピレーションを引き寄せてくれるのではないかと思います。