…しなくてはいけない人生からの脱却。

 90日コーチングのオリエンでは、どのようなことがテーマになっていくか? 話しながら現状を把握する時間になっています。前回の特典20分セッションでも話を伺っていましたが、さらに60分近くお話を聴いていくと、もっとフォーカスが定まっていくものです。

 未来の理想の姿に向けて進めていることはあるけれど、いまいちフォーカスが定まり切れていない日々の状況が見えてきたのです。

 未来へ進ませるには家族の応援も必要です。しかし、結果がでていないときというのは、「それやる必要ある? 今までのままでいいんじゃない?」と言われることも仕方がないかもしれません。一方で、周りにそう言われないブレがない人もいるわけです。何が違うのか? きっとそういう人は、やりたくてやっていて、しかもかなり夢中で、周りも応援してしまうほどの何かがあるでしょう。


 そのあたりの話から、日々の生活が「・・・しなくてはいけない」と自分にプレッシャーを与える思考になっていることが見えてきたのです。自分でストレスを作っていました。そうなると、すべてのことが楽しくなくなるかもしれません。本当にやりたいことでさえ、100%注げません。

 「・・・しなくてはいけない」状態の人は、自分にプレッシャーとして、わざと見えるように、次にやらなくてはいけないものを机に広げておいたりするそうです。やらなくてはいけない宿題を山積していたら、見るたびにストレスになり、やる気が出たとしても、脳の生産性は落ちてしまいそうです。

「それって、文字通り、見て見ぬふりですよね。(笑)もはや『見えない』方が、1つ1つのことに集中できていくから、クリアしていけるのではないでしょうか? だから、1D1U 手帳は1枚にしているんですよ」

 そこから、やらなくてもいいこともあるのではないか?と、物事をシンプルにしていく話にもなっていきました。シンプルにしていくと、隙間時間の使い方などの話にも及びました。いろいろとやれる余地が見えてきたのです。12時までに寝たいとおっしゃっていましたが、前倒ししてできそうなことがあることが分かったので、12時までに終わってしまいそうでした。12時を目標にしたら、そのために盛りだくさんになるところだったのです。ここも考え方ですね。

「話していくだけですっきりしてきました」とおっしゃっていました。それは、脳のストレスが減った現れだと思います。脳のストレスが減り、そこに「楽しいアイデア」を吹き込むことで、夏にあるものを作ろうと思って買っておいたという布がそのままだったようですが、クリスマスのプレゼントにしちゃおう、というアイデアも出てきました。「既に買ってあるなんて、クリスマスのために準備していたかのようですね!」と、もう宙に浮いた話に。(笑)

 こんな対話を続けていったら、3か月後どう変化するでしょうか? とても楽しみです。