過去を完了させないと、未来は描けない。

 「Present~今を生きる」をテーマにブートキャンプをしている1D1U 17th Campでは、特典の20分セッションを『ひとみの部屋@Zoom』で受けられるコーナーがあります。今回用意した9枠はキャンセル待ちまで出て、人気のコーナーになってきました。録画で自分のセッションを改めて視聴できますし、仲間からのフィードバックがとても温かい! 365°フィードバックが受けられるという、貴重な機会になっているのだと思います。


 さて、「今を生きる」について1週間考えてきて、未来が描けない方が案外いることに気づきました。過去からの延長線上の未来で描こうとすると、「・・・しなくてはならない」というようになってしまい、ワクワクしないものです。

 なぜ、新鮮な発想が生まれないのか? それは、過去に引きずられているからのようです。過去の自分に遠慮してしまうのかもしれません。

 私と多くの人の圧倒的な違いは、「私は毎日ブログを書いている」こと。毎日振り返りの時間を持つことで、完了感、達成感をもたらしてくれるものです。それは、毎日過去を断ち切っているようなものでもあります。ブログも見返しません。ここにアウトプットするだけでもう終わりだからです。そこに意味を見いだせています。

 あるクライアントさんが断捨離をしようと思って、手が止まったものがあったそうです。今は育児休暇中で、その職場に復帰するかも未来が描けないわりに、この先きっと使わない会社の書類や、結婚する前から持っている、とりあえずしまわれた小物類など、捨てられないでいました。



 そこで私は言いました。「今コロナ禍で、これから江戸時代から明治時代になるくらい、時代が変わろうとしている時だと思うんです。新しい時代になる中、今までの時代のもの使えないかもしれませんよ。賞味期限切れになるでしょうね」と。

 賞味期限切れのものは、なんであんなにサクサク捨てられるのでしょう!なんだか、捨てることにウキウキしてしまうくらい。(笑) 

 過去を完了させないと、未来は描けないのです。これから新しい時代の幕開けです。新しい時代に自分を合わせていきましょう。