今、思い描いた未来になっているようですが、過去に何をした結果ですか?

 最近、久しぶりの90日コーチングの方がなぜか増えてきました。何か変化のタイミングで、思い出してくださるのはとても嬉しいことですし、私自身もセッションの変化に気づけます。

 クライアントさんは、しばらくお仕事を休まれたあと、やってみたい仕事や勉強をはじめることができたようです。しかし、もっと楽しみや喜びを感じていくために、これからの未来に向かって何をしていったらいいだろう? と、思い始めたところで、コーチングを申し込まれたようです。以前セッションをしていたころと比べると、全く違うことをしていますが、何かが変わっていないようです。

 一つは、自分で何かビジネスをはじめられないだろうか? も考えてみたいとのこと。今までの仕事でやってきた得意なことを、個人事業主として外部委託で受ける、みたいなことも可能性はありそうです。しかし、人のために文章を書くことも飽きてしまったようです。

 私がアパレル店長のときは、務めていた会社のために文章力を生かしてきましたが、今は自分のビジネスに文章力を生かしています。クライアントさんも、できれば自分に生かせたらいいと考えているようです。これで、やらないことははっきりしてきました。

 ここから未来を描くための対話になりました。

「ところで、今、思い描いた未来になっているようですが、過去に何をした結果ですか?」

「あるイメージワークのセッションを受けたときに、浮かんできたことをビジョンボードに掲げたことがきかっけですね」

「それは自分で叶えたのか? それとも流れで叶ったのか?どちらでしたか?」

「流れですね。最初に…に参加して、それから…」

「ということは、今から新しい流れが起きるように、波動を上げるってことじゃないですか?」


 さらに対話が進んで、驚くべきことに気づいてしまいました。

「ということは、今の仕事って、前の波動と変わらないですね!(笑)」

 二人して爆笑です。今までとは違う次元からの問いかけをしないと、新しい答えは出てこないものですね。私が『かないずむ』で、メンターにしてもらったこともそういうことです。

 15年の起業家としての質問を、これからどしどし問いかけていきたいと思います!