資格取得してビジネスをされる方によく聞かれる質問として、「値付けについての考え方を教えてください」というのがあります。
私の考え方は、「市場価格」と「経験値」を参考にすればいいのではないかと考えています。スタート時は、自分のコーチの価格を参考してきました。そして、副業時代、独立後、資格取得後、経験年数‥‥という段階を経て、今の価格になっています。
質問してきたクライアントさんは、「はじめから高い金額を付けなくてはいけないとか、無料にしてはいけない」など、教わったそうです。でもなかなかそうはいっても、苦戦している人も多いようです。
一方、私の1D1U コミュニティーは、3回目のキャンプから無料セッション、日曜ミサなど、今までの価格を変えないで、サービスを増やしました。無料なので、受けない人も2割くらいはいます。15年ライフコーチをしていますが、無料でセッションをしているのです。
つまり本質はどこかというと、自信がないから無料にしているのではなく、余裕があるから無料にできているのです。
ただ、1D1U kitとコミュニティー参加費はいただいているので、完全に無料というわけではありません。なのでセッションを受けるほうも、無料の遠慮はなく、時間こそ短いですが、濃厚な20分の対話の時間に価値を感じていらっしゃると思います。コーチ歴も長くなると、無駄な話をせずに、20分を余すところなく使います。私にとっても、セッションを日々トレーニングできますし、相手の感想から気づきをいただくこともありますし、こうして、記事を書くことにもつながります。そしてなにしろ、20分で結果だします。
また、社会貢献であるボランティア活動は、経済的にも心にも余裕がある方がされているイメージもあります。
私の無料セッションの着想は、「懺悔室」から。Sunday Hitomi Serviceは、教会での「日曜ミサ」からインスピレーションを得ました。前世牧師だったようですので、(笑)今世も無料で提供しちゃおう!と思いました。
「無料にしてはいけない」というのは、無料にしないと自信がない人の背中を押すために放たれた言葉でしょう。そのような言葉に翻弄されることなく、自分なりに腑に落ちるサービスの構造を考えればいいのだと思います。
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