1D1U レポート『お茶の間がつながるとき』解説・AI朗読

 1D1U レポート『Love yourself 21 Days』の中から、4つの長編ストーリーをご紹介してきたこのコーナーも、大晦日とともにラストを迎えました。今回オオトリを飾ったのが、『お茶の間がつながるとき』yukicopyさんの作品です。

 1D1U コミュニティーのかんじを「お茶の間」というコンセプトで見事にまとめてくださいました! もともと文章が上手なyukicopyさんでしたが、1D1U Campを積み重ねるたびマインドも変化され、これまで書かれた文章と比較すると、別次元で進化されているのを感じました。1D1U Camp内の「別人格」の代名詞である、yukiko2が出てきましたね。(笑)

◎本日は、「つらい」が「からい」に読み間違えていました。でも通じます。(笑)

お茶の間がつながるとき AI朗読


~解説~

『お茶の間がつながるとき』yukicopyさん

◎あらすじ

 「お茶の間コーチング」というワードが気になって、コーチングを受けようと思ったyukicopy。とはいえ、テーマは仕事の相談だった。それから5年後に参加した1D1U Campで、「お茶の間」の真髄を目にするようになる。

 『Love yourself』のキャンプの「ひとみの部屋」を通じて、どの悩みにも自分とリンクするところを発見する。そして自分にも落とし込んでみたら、毎日の生活が充実していきそうなことばかりだ。ユニタス企画の「14歳からのメッセージ」では、自分の14歳と重ね合わせながら、涙を流した。

 yukicopyのユニタス企画では、最近学んだ「セルフコンパッション」をテーマにした。すると、「ひとみの部屋」「ユニタス企画」で考えてきたことは、セルフコンパッションの定義と見事に当てはまっていた。みんながそれぞれのお茶の間で抱えていた葛藤や辛さは、つながっていたことに気づく。


◎ポイント

 まず、構成のポイントです。「お茶の間」の投げかけからはじまり、今回のレポートのそれぞれのストーリーの伏線も回収しながら、さらに1つ1つのメッセージの輪郭を浮かび上がらせ、最後に自分が5年前に気になった「お茶の間」について、明らかになってゆく。

 つまり、『Love yourself 21 Days』全体の伏線と、「お茶の間コーチング」に対するアンサー回収のダブル伏線の構成。こんな風に「ワンネス」な感じを表現した文章は、いまだかつてお目にかかったことがありません。

 そして、「お茶の間」をターゲットとして考えていた私にとって、「よくぞわかってもらえました!」という感じがしました。わかりにくい贈り物を届けてしまったのに、その真意を汲み取れる人がいたことに驚いた、という感じでしょうか。

 30代のころの私は、わりやすいものを届けたがる傾向にありましたが、今は、相手への余白を考えて届けたいと思うので、こうして汲み取れる力のある人や、汲み取れる力を磨きたいと思う人が、この1D1U コミュニティーに集まってくるのかもしれません。

 そういう世界を作りたいと思っていたところに、こんな素敵な作品たちを2021年年末に届けてくださった皆様、本当にありがとうございました!


◎『Love yourself 21 Days』は、今年最高のレポートに仕上がりました。フルバージョンは以下よりダウンロードできます。