今朝は、1D1U Camp in Sustainable のSHSでした。インプット、アウトプットという循環について考察しているので、「映画の見方、何を意識してみているか? 深堀り記事を作成するために何をしているか?」というご質問をいただきました。
どこからお話をしようかなと考えていて、ふと思い出したのが、そもそも映画を観ようと思った理由が、「相手の言葉の背景を想像するのが苦手だから」だったのです。
セッションをしていて、自分の自然なポジティブな性質が、相手を傷つけてしまうことだったり、どうしてそう考えるのかな? と、不思議に感じることも多く、ネガティブな気持ちの背景を想像することに難しさを感じていました。
そこでトレーニングとして行ったのが映画鑑賞です。主人公の気持ち、その背景を映像で見ることによって、「ここにセラピーの要素が入っているのか」と気づけたり、映画と傾聴の接点を多く見つけ、勉強になったものです。日本の映画よりも、外国の映画の方が、対話のシーンが多く、深いというか、日本人よりも心の内をさらけ出しているので、理解が深まっていきました。
そして、やがて映画鑑賞を積み重ねていくと、好きな俳優、監督、脚本家などもわかっていき、その関連の作品も見ることになりました。
映画のロケ地を訪れたりすることも楽しみになっていったり、ボイトレで映画の中で歌われていた曲を課題曲にしたりもしました。また、ハリウッド映画ならば、全世界共通の話題になるので、英会話の先生とも映画について語り合うことが、できるようになりました。
気づけばとてもよい循環になっていたのです。そもそもの始まりが、「傾聴できていない」自分を変えたくて映画を観始めたわりに、読者の方にも喜んでいただけるレビューも書けるようになったのです。コーチングのときも、クライアントさんに必要な映画をソムリエのように、おすすめすることもできます。自分の成長のための映画鑑賞となりましたが、今では大好きです。(笑)
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