縄文杉の前で「なにもない」体験。

 1D1U Camp 夏期講習 では、いろいろと心に留めておきたい名言がでてきて、中でもWin-Win-Wiiinの加藤さんの「ただやるだけ、そこには何もない」は、皆さんのハートを射止めました。そのことについて、あるユニタスさんが懇親会でお話していたことが、深い話でしたのでシェアします。


 加藤さんが言っていた「何もない」の感覚知っているなぁと思って、思い出してみたら、2011年に縄文杉を見に行ったとき、その年は震災とかいろいろあったから、「縄文杉を見たら何か思うんだろうな」って思ったんですよ。


 でも縄文杉の前にきたら、ただ寒いだけで、早く進みたいという気持ちしかなくて、ガイドさんにも「もういいですか」と言われたりして、「なんか来るものないですか?」って聞いてみたら、「ないです、ないです」って言われて、「先行きましょう」って。(笑)  
 

 そのときに、人生って、こういうことが多いんだろうなと。(周りに)震災で亡くなった方とかもいたので。20代の終わりくらいに、そういうことを体験していたんだなと。 


 最近も、「やって、何もないの?」ということについて考えていたときだったので、加藤さんの見て、「やっぱりそうなんだ」って、それがすごい発見でしたね。「そうなんだよね」って納得みたいな感じでしたね。


 縄文杉の前でも何もないとは、衝撃の告白!懇親会に参加していた皆さんと共に唸りました。それでもSさんは、屋久島に5回も行かれているそうです。さらに槍ヶ岳にノリで登山したようです?! もう長いことCampに参加していただいていますが、なかなかの山ガールであることが、今頃明かになりました。(笑)

 縄文杉の前に立っても、期待した結果はなかったけれど、やはり経験談ほど説得力を与えるものはないですね!