「決める」ことで、「今を生きる」ことにフォーカスできる。

 会社でリーダーとしての仕事についてが、毎回のテーマです。今回も最初は、部下のことについてでした。その部下に対して自分はどう考えていて、それをどう上司に伝えるか? ということがブレていたようでしたので、方針を明確にしました。

「そうですよね。そうすることにします」と決まりました。ここは10分で終了です。

 それ以外は「流れでお願いします」ということでした。
 色々と話していくうちに、「仕事中もうだうだしていることがあるのです。うだうだ話をしてもいいでしょうか? 他のクライアントさんもそういう話をしているのでしょうか?」とおっしゃったので、「はい、よくあります。恋愛の話とか、夫婦の話とか、そういう話は普通したくても、悪いかなと思って話さずに、ぐるぐるしていることが多いと思いますので、コーチングの時間を利用したらいいですよ」と言いました。サービスを買っていただいているわけですので、クライアントさんの好きにお使いいただきたいと思いますし、傾聴とはそういう時間でもあります。



 私は聴いているだけでなく、「決める」ように導き、「今を生きる」ことにフォーカスを向けるように対話を進めていきました。

 クライアントさんは仕事中に、今集中すべきではない仕事以外の、起きてもいないことを考えすぎて心配したり、不安に思ってうだうだしている、ということが見えてきました。明らかに仕事に集中できない要因になっているようでしたので、どうにかしたいようでした。

 傾聴をした後、そのことについて「どう過ごすか?」決めることと、「自分は本当はどうしたいか?」というところを明確にしていきました。そして、「どこに集中するか?」も問いかけました。

 「今を生きる」ことができれば、「幸せ」を感じられるものです。夢中になっているとき、幸せ感も感じやすいのではないかと。しかしながら、「仕事のことを考えている南の島」みたいになっている人は少なくありません。

 今を生きることができないと、集中できていないので脳が疲れやすくなるし、時間の経過の仕方も、集中力が持続しているときに比べると体感に違いがあるはずです。集中していると、時間は気持ちよく過ぎていくでしょう。
 
「あ、今日の録音していなかった!」
「ということは、録音の必要がないってことだと思いますよ。何度も『頭ではわかっているんですけどね』とおっしゃっていたので、わかっているのだとおもいます」
「そうですね」

 クライアントさんがスッキリとしたとき、ちょうど60分でした。きっと話すことに集中できた時間になったと思います。仕事の集中を妨げていたものを整理したことで、以前のセッションで話したことも生きてきて、これからさらに結果も出てくるのではないかと思います!


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