【ストーリーメイキング①】物語をつくる前にキャラクターを決めるのも一つ。

 傾聴する方は大丈夫でしたが、自分が話すほうになると咳がでるため延期にしていたコーチングとボイトレレッスンが、ようやく今週から始まりました。ということで、2018年がようやく始まったなぁと感じています。

 昨日はコーチングがあり、昨年からテーマにしている「自己基盤」の本づくりです。相変わらず頼まれ仕事ではなく、ただ自分が日本語と英語で書いてみたいという思いからです。既にセミナーでは「自己基盤」のことについて話していますが、それを文字お越しするのではなく、物語としてエッセンスが含まれているものができたらいいなと考えています。そんなことやったことないので、かなり難航するでしょう。でも自分一人ではなく、最近の世の中はダンスにしろ映画にしろ「団体戦」が強そうですので、読書家でもあり、妄想が得意とおっしゃる私のコーチの播磨さんにもぜひ協力してほしいとお願いしました。そう考えると、別に書くのは私じゃなくてもいいのかな。ゴーストライターとか。(笑)ま、それは置いて置いて、まずは自分が書くことを考えていきます。

 私のイメージする本は、『星の王子さま』や『西の魔女が死んだ』です。映画で言うと『アバウトタイム』とか。人生で大切なことを、わざわざ物語にして語れるといいなと思います。10年前に『夢を叶えるゾウ』という本もありましたが、あそこまでエンターテインメントな自己啓発本とも違うのかなと思います。

 私は事実ベースで書くことにとても慣れていて、「日常生活の中に物語がある」を表現したい人です。反対に妄想を広げることがあまり得意ではないのです。こういう人は、どこからやっていけばいいのでしょうか?  播磨さんとのセッションでは、思いつくままにまずは話していきました。

 今年に入り姪っ子たちと何度か遊ぶことがありましたが、私は子供ととても波長があうなと思いました。妹にも「3姉妹みたいだね」と冗談のように言われたほどです。逆に大人と波長が合わなくなってきているかもしれません。(笑)

 子供は今を生きています。何か新しい提案をすると「何それ?」と必ず首を挟み、やる前から「やりたいか、やりたくないか」をジャッジをしません。自分ができるか、できないかもジャッジしないので、「ただやってみよう」というだけです。そして最後まで全力です。別れ際はハイタッチをしてきて、その日が楽しかったことを表現してきます。子供は雑念が少ないのです。誰もが子供の時はそうだったはず。姪たちが赤ちゃんのころから、おばの立場で子育てに参加させてもらう中、私も「今を生きる」ことを思い出させてもらいました。
 話していきながら、大人が子供から学ぶこともあれば、大人が子供に教えることもあるなと、双方向のやりとりを思い出すことができました。そして書きたい題材は自分の中にあるなと再確認です。

 それから、プロットを作っていく話になりました。播磨さんの頭の中で、登場人物が思い浮かんだようです。私の代わりとなるRobertにも師匠を付けたほうがいいとか、逃げ道となるキャラクターがあった方が、読みやすいとか。なるほどねと思いました。案として絵にも描いておきましょう。(笑)




 キャラクターが決まれば、そのキャラクターの背景のイメージが湧いてきて、物語全体も見えてくるのではないかと。まずはプロットを考える一つの案です。そのほかにも、方法はあるでしょう。どの扉を開けば自分の源流にあたるのか? まだまだ模索は続きます…。