ニュートラルに要望を伝える。

 「職場の人間関係でモヤモヤしていることがありまして、先輩に話しても、同僚に話しても『気になるよね~』で終わるので、ここで話したいと思いまして…」という、『ひとみの部屋』15分セッションがありました。

 職場の上司に、仕事の効率を上げるために提案をしたいことがあるらしいのですが、言えないでいるようです。単刀直入に言うと、「そのやり方だと効率が悪くなるので、もっとこうしてほしいです」というようなことです。

 お話を伺っていると、同僚や先輩のように、「確かに気になるよね~」という感じでしたがそこで終わらせず、第三の言い方について、クライアントさんに以下を提案してみました。

 「生産性についての提案なのですが、今の方法以外の別の方法も試してみて、どうチームの生産性がアップするか、1週間ほど検証したいと思っています」と。


 もしかしたら、今までの上司のやり方の方がよかった、となるかもしれないし、クライアントさんの考えていたやり方の方がよかったとなるかもしれないし、やってみないとわかりませんので、ニュートラルに提案として伝えればいいと思います。なかなか自分より目上の人に要望を伝えることは、言葉を考えてしまいますね。

 ちなみに先日、14歳の姪も「学校の先生にどう伝えたらいいかな?」と、考えていました。彼女はストレートに伝えすぎてしまったようで、先生もいろいろ言い方を考えたんだろうなと思う返事になっていました。私が「理解してくださりありがとうございます」と後からフォローの文章をメールするように助言しました。(笑)