先のイメージが湧かないことで、決断を迷っていることについて。

 「やりたい仕事の話が来たけれど、先のイメージが湧かないことで、決断を迷っていることについて」というテーマでした。

 その仕事ができる機会があるといいなとずっと思っていて、その話がやってきたそうです。しかし、場所も海を越えての大移動、パートナーとも一時的に離れる、その仕事がこれからどうなるか? 成功の保証はないし…ということで、先が見えない不安が、クライアントさんの決断の迷いを生じさせていました。確かに大きな決断です。会社を辞めて独立するに近いほどです。

 気持ちの整理をしたいのか? 先に進ませたいのか? セッションをどう運んでいくかを、まず確認しました。クライアントさんいわく、「どうしてもやりたかった仕事なんです!」ということ。ということで、「どうすれば、その仕事をやっていけるのか?」の方向で考えて行くことをまずは決めました。

 「じゃあ、そのAという仕事を引き受けたことにしましょう」というところからです。
「Aという仕事1本では最初は無理だろう、じゃあほかの収入源はどうする?」という話になりました。自分ができそうな仕事で、Wワークということが普通にでてきました。ここまでは、クライアントさんも想像していたところです。

 ところが私が、「Aという同じ仕事で、他の会社にも当たってみたらどうでしょう? きっとそういう人材を探しているところって、たくさんあると思いますよ」と提案すると、「それは、考えもしなかったです!」とクライアントさんが、おっしゃいました。

 私としては、Wワークなんぞ、大変なことはしたくないから、いかにエネルギーロスをなくして仕事を深められるのか? と考えだして、出てきた発想です。
 「行きどまり」だったところから、どんどん未来のイメージが広がっていきました。

 クライアントさんが一番心配していたのは、海を越えて、家族と離れてまで、その仕事をしに行って、また帰って来たときに、自分は何をするんだろう? というところです。
 Aという仕事を、幾つかの場所でできるチャンスが広がれば、クライアントさんはAのエキスパートとなって、任務を終え、帰って来られるということになるでしょう。一番自信がつくパターンなのではないでしょうか。

 要するに、クライアントさんが自分のコンテンツを創り上げる場と考えて、まるで1年の語学留学をするかのように、経験を積みむ期間にしよう、とコミットできればいいのではないかということです。
 場数を増やし、様々な場所で通用するくらいまで落とし込みができれば、自分のやってみたかった仕事で、広い範囲で貢献できる可能性が広がってみえてきました。


 あとは、私の経験と繋がるところもあったので、どのようにチャンスが広がっていくのかをシェアしました。「え!そんな感じなんですね~」とクライアントさんにとっては知らない話で、驚いていらっしゃいました。これもできる、あれもできる、とチャンスが広がったと思います。

 最初は、「その仕事を引き受けて大丈夫なのか?」という悩みでしたが、「どんな経験を積めるのか?」というイメージまで話が進みました。なにしろ自分が自信をつけて帰って来られそうだ! というところが、見えてきたのが大きかったようです。


 人は「この決断をどうするか?」のところでストップしていて、その先のイメージを描くところまで進まないでいることも少なくないのだと思います。それで、数年経ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
 一方、行動が軽やかな人は、直感的に何かを感じたならば、それをやる方向で、すぐにコマを進ませるのです。決めた瞬間から、何が必要だろう? と準備を始めます。アンテナが立てば、日常のなかでメッセージも引き寄せるものです。きっと流れに乗って行かれるでしょう。
 直感を働かせるためには、日頃のアンテナも一つの要素ですので、駒を先に進ませた世界をイメージすることは、直感を研ぎ澄ませるために役に立つと思います。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

その先のイメージはできていますか?

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