相手に時間搾取されている感じがする、どう考えればいいのか?

 「相手は待ち合わせに遅れても平気そうでいて謝りもしない。こちらが有料で提供しているサービスも、一緒に仕事をしたついでに頼んできて、お金を払うわけでもない。ある仕事に関しては、お客様の立場からしたらどうなんだろう? と不思議に思うことが多々あります…」
 クライアントさんからしてみたら、それでいいの? という部分が色々と散見される仕事のパートナーがいるようで、これからどう付き合っていけばいいのか? 悩んでいるようでした。

 クライアントさんは、それらの言動に対して、「ちょっと難しいんじゃないかな…」と返すくらいはするそうです。しかし、これからも一緒に仕事をしていくのは、難しい相手と感じているようでした。

「相手とルールを確認するような話合いの機会を持ったらどうなんでしょうね?」と私が投げかけてみると、「そこまで相手に時間を掛けるのも面倒くさいと思っているんですよね…」と返ってきました。
 具体的に言うと、クライアントさんとしては、教えてまで相手を変えようとも思わないし、そこに執着する時間こそ、自分の時間が減るという感じに思っているそうです。

 確かに、クライアントさんのおっしゃることは、私も理解できます。どうしたら、クライアントさんがストレスに感じないか? というところを考えていきました。

「自分がストレスから解放されるにはどうしたらいいかですよね。そんな相手をゆるして、水に流すしかないんでしょうかね…」と私が投げかけると、クライアントさんは、「割り切る考え方」が思いついたようです。

「私は相手のサポートの○○だけやる、と割り切れば楽かもです」と。色々なアプローチから、クライアントさんの気持ちが楽になる見方が見えてきました。セッションの最初よりも、声も軽くなってきている感じがしました。

「それで楽になれるのなら、いいですね」と私が言うと、クライアントさんが他に相手について想像をめぐらしていたようです。

「まだ、その人はフリーランスになって数年だから、私との歴の違いもあるのかな…。私は10年やってきたから、相手はどうして欲しいのか? というのが想像しやすくなっているけど、まだ、そうそういうのがわからないかもしれませんね。色々経験するなかでわかることなので」

「確かに。フリーになりたての頃、私も沢山の人にお世話になりました。言ってみれば、私も時間搾取してきたんじゃないでしょうか。(笑)ランチをごちそうになりながらも、相手にアドバイスを貰ったりしていましたよね。みんなやさしかったですよね」

「はい、していました。私も時間搾取(笑)」

「ということは、10年経って私たちもあちら側になったんじゃないでしょうか。してもらったことを、相手は違うけれど、恩返し中なのかもしれませんね」

「そうですね。今まで自分がして頂いていたことの恩返しをしている。もらったものを流しているんだと思えば、いいですね。相手も私たちと同じように、やりながら色々と気づいて行くんだろうから。見守る気持ちを持って接することにします!」

「恩返しですね。素晴らしい考え方まで辿りつけましたね!」

 クライアントさんが相手のことを思いやりの目でみたら、見えてきたことでした。自分が誰かからしてもらったことを思い出すことにつながり、見守る気持ちが生まれました。

 イラっとさせられた相手でしたが、相手は自分の鏡となって、「見守る」ことができるクライアントさん自身に気づきを与えるきかっけを提供してくれたのかもしれません。

 全ては自分のことを知るために起きているのです。「相手に時間搾取されないために対応策を考えよう」その思考どまりでは、また別の相手が出現して、同じ問題を繰り返すでしょう。
 クライアントさんが、自分の成長や在り方に気付けたことで、もう問題視することはなくなるのだと思います。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

イライラの先へブレイクスルーしましたか?


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