自分のビジネスをしたいけど、「やっぱりできるのかな?」を突破するには?

 2回セッションコースの2回目の方でした。1回目は、あまりうまくしゃべれなかったことで、落ち込んだのと、数年前の単発セッションから、成長していないと感じたようです。でも、そのセッションがきっかけとなって、興味のあることははじめたようです。

 興味のあることが見つかったけれど、それをただやっているだけで変わっていないというところが、成長していないと感じている部分のようです。「好きなことは見つかってやっているけれど、発展していない」というモヤモヤの方は少なくないと思います。さて、どんなセッションとなったでしょうか。

 今回の1回目のセッションのあと、さらに何に取り組みたいかを見極めようと、断捨離をして限定していったそうです。今やっていることは、手薄になっているし、中途半端で薄い感じ、何にもなっていない、環境も変えたい感じ…。発展させるには、資格など、まだいろいろと習得しないといけないと思いすぎているかも? と、気づいたようでした。
 そして見えてきたのは、家族をもっと大切にしたいということだそうです。また、子供が先生やコーチなど、いろいろな人の助けになっていることに気づき、自分もサポート側になりたいと思ったようでした。

 その思いをどう現実にするか? がテーマになっていきました。このセッションの前日のコミコレと全く同じことのように感じました。やっぱりできるかな? で止まっているということです。

「やっぱりできるのかな?って思ってるかんじですよね」

「そうですね。もっと他に資格を持っている人もいるし、もっと資格を身につけないとダメかなとか、そっちにいってしまい、なかなか進まないんです」

「そう考えてしまう人多いですよね。でも、すでに持っている資格もあるのですから、あとはアイデア次第ですよ」
そう私はフィードバックしました。

 まだ、世の中にないサービスはいろいろとあるでしょう。個人が事業を起こしてサポートできる時代です。企業では難しかった、消費者に身近なサービスを作れるのではないでしょうか。自分にしかできないサービスを考えればいいのです。そうすれば、「市場独占」となるでしょう。

「誰かと同じじゃないと不安・・・というのは思い込みなんですね。なんで、そう思ってしまうんでしょうかね」

「それは、明治維新から日本人のメンタリティー的なものがあるでしょうね」

「ははは(笑)」

「自信があるからするというよりも、未開拓だから、やろうという感じ。自信もなにもない、ただやってみたいという感じ。あっている、間違っているもない世界だから、トライしてみようと思えるんですよ」

 クリエイティブになれる思考について、クライアントさんにお話したあと、クライアントさんが取り組みたいことをご自身で言語化されました。それを聞いて、私はどんどんアイデアを提供していきました。

 アイデアが出やすいように、クライアントさんのキーワードを3つに絞りました。そこのスペシャリストになればいいのではないでしょうか。

「試合前日おにぎりセット販売。試合1週間前レシピ。実習編でセミナー。知識編のセミナー・・・・」

 クライアントさんもイメージが広がってきて、楽しくなっていきました。あったらいいな~と思うものを、クライアントさんの知識をもとに、アイデアで形にすればいいのです。

 自分の台本を描いていけば、人と比べることがありません。不安は、コンテンツ作りをしっかりすれば、軽減されるものです。不安を解消するには、準備と、値段以上の価値を感じるものを創るしかないと私は思っています。
 未来のイメージは、ホラ話でもいいので、していくことが大事です。(笑)楽しいイメージは、潜在意識にもポンとはいるので、実現してしまうのです。

 「やっぱりできるかな?」を突破するには、笑いが込み上げてくるくらいまでに、想像力で未来を創っていくことなのです。イメージできたら、あとはやるだけではないでしょうか。


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★セッション後ご感想をいただきました。

 今日はセッションありがとうございました。いろいろなことをもっと自由に思い描いていいんだなあ~と感じ、心が軽くなりました。わずかな時間なのに、堀口さんがいろんな発想をどんどん思いついていくのがすごいです。
今やっていることがもっと楽しくなるように、未来をイメージすることも楽しみたいです。また機会があればよろしくお願いします。ありがとうございました。

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 1回目のセッションは、頭の整理。2回目のセッションは、未来を創ることになりました。ここで出てきたアイデアが実現したら、クライアントさんの周りの人の笑顔も想像できますね。あとは、Do it! です。