同じ先生なのに、教わったままの人と、発展させることができる人の違いは?

 11.9 EVENT 「Development」のテーマは「探求」ということで、自分を育てるということについて考察してみたいと思っています。

 前回は「Launch-はじまり」でした。とにかく「はじめましょう!」という話です。始めないと試練も来ないし、失敗もしないかわりに成長もしない、始めたことで知る喜びも知らないまま…という悲しいストーリーになってしまいます。

 神話の法則というのがあり、成功物語に欠かせない要素として「旅たち~試練~帰還」と言われているそうです。まさに私の『12 Years a Blogger』も時系列で振り返ってみると、今回のタイトルにした3部作と全く重なりました。3部作のタイトルができてから、「神話の法則」の話を知ったので、本当にそうだ! と驚きました。

 私がアパレル店長のときブログを始めなければ、どんな人生になっていたのでしょう…。
 ブログを立ち上げたことで、セールスアップにつながり、セールスをもっと上げるために「コーチングが必要」と思って、コーチングの勉強を始めました。やがて「独立」が私の視野に入り、メンターに出逢いました。

 今持っているアイデアを進めないと、毎年、抱負が同じになってしまうかもしれません。それが10年とか続きたくないですよね。進めないこと=重い扉となって、もっと深いところにもアイデアが埋蔵されているのに、出てこずじまいです。

 とりあえず始めてしまった感満載の私の初日のブログ記事を参加者の前で読むと、みんな笑いました。日本語もちょっとおかしいし、誰に向けて書いているかもわからないほど、独りごとみたいな感じで、ですます調とである調が文章の中に同居している不思議な文章でした。でも、はじまりはそんなものじゃないでしょうか。皆さんに勇気を与える、私のはじめの1歩をご紹介となりました。


 さて、Episode2は、「Development」です。私のクライアントさんが、「自分の中に自分の先生を持つ」ということを以前おっしゃっていて、「本当にそうだ!」と感心したことがありました。

 このブログ記事を書くために、先生はついていません。添削も編集もすべて自分です。
 コーチングの資格に関しては、人によっては、1つの講座だけでは足りないから、他にも心理学やカウセリングの講座も受けるかもしれません。しかし私は、独立して6年目に入って、コーチングとは全く違う傾聴を学ぼうと、ある講座を受講したのみです。たまたま自分で見つけた本がきっかけでした。その講座は半年くらいかけていましたが、ロープレの時間は全体の5%くらい。それには驚きましたが、終わってみて私が習得していたのは、「否定も肯定もしない」という境地でした。自分が予感したとおり、自分に必要な講座でした。傾聴するときも、文章を書くときも、自分自身をジャッジしなくなったという点においても、役立っています。



 何をするにしても、自分の心の違和感に添って、修正してきたと思います。自分の中に自分の先生を持つことによって、自分に何が必要なのか? 自分の内側の違和感から気づいていくと、自然と導かれているようにも感じます。

 大人は、1から10まで教えてもらうことはできないでしょう。自分で気づいて修正できる能力こそ、プロとしてレベルアップしていくために必要なのです。同じ先生に教わっても、教えてもらったままの人と、そこからさらに発展させることができる人と、差がつくでしょう。

 何かを学ぶときに、多くの人は「先生」に左右されるものだと思いますが、私は、先生に左右されない視点を持っています。先生の最大限を引き出すことをひたすら考えているほどです。そう思っているということは、思考は現実化しますので、いい先生を引き寄せることにもつながるのです。

 Developmentは、考察してみる価値がとてもあると思います。今日の記事は、まず表面に浮いている部分をアウトプットした文章です。これから本番まであと1か月あるので、だいぶ進化するでしょう。ちなみに11.9は、姪のゆめかちゃんの誕生日です!(笑)