物語の添削&編集中。②

 クライアントさんが、私のセッションを受けて変化したストーリー『ひとみずむ』を2009年から毎年欠かさず作っていて、今年は、シリーズ5作目の年になります。
 昨日、こちらのブログのほうに、添削、編集の近況を書きました。

 今日は、それぞれ改稿7回目くらいの3名のクライアントさんから、原稿が届きました。
その中の2人が、19000文字、25000文字とあって、いつもの2倍、3倍の量をお書きになられたので、そこまで伝えたいことが出てくるとは、指が勝手に進んでいるのかもしれません。
 その量だと、考えていては、書けないからです。感覚で、どんどん書いていらっしゃるのでしょう。あのお二人でしたら、それはありえます。(笑)頼もしい方に囲まれて、ありがたいことです。

 ということで、私の手元に、今、全ての原稿が、全員添削待ち状態です。

 昨日、友人の希望で、久しぶりに大きな本屋へ行きました。特に目的なしで入ったわりには、ある作家の本が目につきました。そして、今日電車に乗っていたら、電車のドア広告にもそれがあって、「伏線」がどうやら凄い小説だと、コピーが書いてありました。
 昨日、本屋へ行かなければ、そのドア広告には、気づかなかったと思うのです。
 
 「伏線」と言う言葉に、触れた瞬間、ひらめきが訪れました。
つまり、今、全員の原稿が手元にあるというのは、伏線を自由に作れる環境下にいるのではないかということです。また、自分で制作物のハードルを上げてしまいました。(笑)

 去年、それが出来やしないかと思い、私が「つながり」と「結び目」を書くことで、全員のクライアントさんと、「つながり感」を作ることを意図しながら作っていました。
 しかし、今回は、クライアントさん同士が、私が企画した機会に同時期に参加されたりして、クロスしている場面が、実際にあるので、今年は、意識すれば、自然な形で伏線を作れるかもしれません。
 気づいてしまったら、もうやるしかないですね。