『相手が話したくなる傾聴力 』~How to Be a Good Listener~ 講演レポート。

7/27開催の『相手が話したくなる傾聴力 』
~How to Be a Good Listener~ 

感謝と講演レポートと、個人的な感想です。
以下のような内容となりました。

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相手が話したくなる傾聴力  堀口ひとみ
~How to Be a Good Listener~




◆はじめに
・コーチングの勉強を始める1年前の私。
・コーチングの勉強を始め、接客・部下・自分…関わる人たちも変化したこと。

◆概要
・堀口ひとみの対話のフロー7ステップ
・会話はキャッチボールについての考え方
・聴くことが難しいと感じたときの体験談


【第1部】 安心感のある「スキル」編

・聴いています! 励みになる相槌
・話したくなる! おうむがえし
・話が促進される! まとめる・言いかえ
・考えてみたくなる! 質問の視点
・答えが引き出される質問! オープンクエスチョン
・やる気が出る! 質問の仕方
・相手の存在を認める! 承認の言葉を伝える視点


【第2部】 安心感のある「姿勢」編

1.安心感のある自分になるために実践してきたこと

・迷い
・自我を消すについての考察。
・アプローチを変えることについての考察
・愛とは何か?
・自分を愛すること。
・絆とは?

2.相手の存在価値をそのまま生かす対話 について

①安心感のある姿勢 10

②相手の存在価値を認める対話の進め方
1.気持ち・感情に共感的理解を示す方法
2.相手が受取りやすい言葉の伝え方
3.相手の幸せを願う・支持することについて
4.目には見えない部分(真実)の発見について

◆おわりに

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■まずは、感謝の言葉です。

 当日は、ぎりぎり17時までびっちり講演することになってしまったので、まだご感想は皆さまから頂いておりませんが、手伝って下さった方から直後の感想を伺うことはできました。

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昨日はお疲れさまでした。
まるで、私の為!と、思うくらい
私の思いにドンピシャでしたー!
愛について、紹介されていた本、読んでみます。
改めて、ご縁ってありがたいです。
こりゃあ、偶然じゃ片付けられないですね!
感動で最高のセミナーでしたよ。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

ほんと凄いまとまってた!ほんとよかった。
1月のセミナーから半年の間に、こんなに変わっているなんて!
DVDの試写会行きます!

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
 
 本当のことしか言わないお二人から、(笑)このようなご感想を頂きホッとしました。
 机の配置~最後の撤収まで、スムーズにありがとうございました!

 同じく傾聴の仕事、セラピストをしているおなじみのクライアントさんは、遠方からのお越しでしたので、前日に私の家に宿泊をしていたのですが、2時間のリハーサルに深夜2時まで付き合って下さいました。

 私のセッションを依頼してくださったクライアントさんの皆さま、本当に、本当にありがとうございます!
「相手が理由で自分が変わること」=まさに、そのような体験を頂いております。

 そして、スペシャルサンクスは、コーチの播磨さんです。本番前々日にセッションをしたとき、全てのパワポに目を通して下さり、私がスライド40枚目に置いていたものを、「10枚目にした方がいい」と提案をしてくださったことで、一瞬にして軸が通ったのを感じました。
 それまで、バラバラしていることで、伝えたいことが印象に残りにくい感じがあったのですが、スライドはほとんど同じなのに、配置換えを行うだけで、こうも伝わり方が変わるのか?!ということを実感したのでした。播磨さんの頭脳と感性をお借りできたこと、本当にご縁があってよかったです! いつもありがとうございます。

 それから、スペシャルサンクスは、母&妹です。いつも辛口&力をありがとう。
 そして、姪っ子ちゃんに、このDVDを捧げたいと思います。
 

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■内容について
 
 先ほど申し上げた播磨さんに指摘された40枚目を10枚目に…のスライドは、「対話のフロー7ステップ」についてでした。 ステップ1 は、「セットアップ(安心感を築く)」です。
 そこを前半に持ってきたことで、「安心感が一番大事なんだ」と強調することができました。そして、「安心感」で全てを繋げることにしました。

 
 第1部は、安心感のある「スキル」編です。どうすれば、よい聴き手になれるのか? 
 やはり、スキルを知らないとできないことはあります。私が、コーチングを勉強することによって、部下との対話がつづくようになったことは、言うまでもありません。日常生活にすぐに応用できるスキルをシェアしました。質問の作り方も、ここを意識すればできるという点をまとめてみたり、承認のところでは、承認=褒めるではない部分を特に解説を加えました。相手を自然と承認してしまうような視点がポイントとなっています。
 
 しかし、スキルを知っていても、安心感を醸し出せていなければ、対話は進まないのです。
 安心感を与えるスキルを知っていて、相手にやんわりと優しく伝えたつもりでも、実は、否定的に相手は感じていることがあるものだと、幾つかの失敗談からようやく気付いたことがありました。
 「判断しない」と分かっていても、相手が言うことに、「え?!」と反応し、感情が動いている自分がいる限り、相手にそういうことは、言葉じゃなくても、姿勢や態度で伝わってしまうのです。

 「結局は、人だからね」と、そんな言葉を耳にしたとき、「そうか、どんなことでも許せる自分になれればいいなぁ。でも、どうやってなるのだろうか?」と、疑問が湧きました。

 そして、いつもの自分と逆のことをし始めました。せわしなく、何かをしてしまいがちな自分をまずはやめました。ゆっくりすることや、スピードが遅いことを否定していたからです。
 そして、「愛とは何か?」について、日々考え続けました。

 それらの考察と体験談が第2部の「姿勢」編の内容なのです。
 「安心感を与えるスキルはこれです」と理論的に分かったとしても、実行に移すことが出来なかった私ならではの考察をシェアさせていただきました。

 懇親会のとき、「堀口さんが、紹介されていた傾聴の本を読みました。で、読んだときは、これを実践できたら、ほんとすごいな~!と思ったんですが、一つも実践出来ていないんですよ」と正直におっしゃっていた方がいらっしゃいました。

 確かに、理論から入るのは難しいのかもしれません。私がそうでした。「体全体が安心感状態」でないと、安心感のある相槌は打てないと考えています。だからこそ、感覚で習得できるように、その技術を伝えることはできないだろうか? と、挑戦したのが、この講演内容なのです。

 映画をイメージしました。理論的に語っていなくても、物語が心に入ってきて、映画を観たあとから自分の視点が変わることってありますよね。
 私は、『レ・ミゼラブル』を観たとき、「愛が愛を生む」ことを知ったのです。

 そして、今まで見えていなかったものが、見えてくること。 
 参加者の皆さまがそんな体験をされるのではないかと、想像しています。1カ月後くらいに、ご感想をお伺いしてみたいと考えています。

 あとは、DVD完成までしっかり作り上げたいと思っています。
ありがとうございました!