コーチングセッションは初めてという20代後半の方のオリエンがありました。どんな変化をしていきたいのか? などお聞きしていきました。
テーマとして挙げられていたのが、「自分軸」ということです。特に恋愛に関しては、自分がブレてしまうと感じることが多く、落ち込んでしまったり、引きずってしまうことが多いとおっしゃっていました。今、付き合っているひとは、 「好きでもあるし、嫌いなところもある」と思ってしまう点は、自分を疲れさせるし、まるで彼は、自分の鏡のようだと感じているようでした。
どんなお仕事をしているかもお聞きしました。仕事では、部下を育成する立場に1年前くらいからなったそうです。
「仕事で楽しいことは何ですか?」と質問すると、「部下が育っていくのを見て行くことです」と答え、「あ、そうだったのか、私…」と答えながら、そんなことを思っている自分に初めて気付いたようで、驚いていました。
そのほか、友人関係のこと、趣味のこと、やりたいけれどやっていないこと、理想の30代は? と一通りインタビューのように聴いていき、それから、自分が目指す理想の上司像についても、訊いてみました。
イメージとしては、太陽のように、温かく部下に接して行きたいと。だけれども、結構細かすぎるところもあって、そうでもないことも多いかも、とご自身を振り返っていました。ローモデルはいるのかと訊くと、素敵だなと思う人がいて、その人のまねをしようとトライしたことはあったけれど、その人は理系のタイプで、トライしてみてから、「ああ、自分とは違った」と分かったようです。
クライアントさんは、続けておっしゃいました。「皆、素敵な人ばかりなんです。この人は、自分と違うけれど素敵だなとか思うこともよくあります」と。
それを聞いた私は、「自分と違う人を素敵と思えるというのは、いいですね。部下を育てることにも生かせていそうですね」とフィードバックしました。
すると、「そうなんですね。そう言う見方をしたことはありませんでした」と驚いていらっしゃいました。
続けてこうフィードバックしました。「いろいろな人のことを素敵と見られたり、自分と違うところを素敵と思えることが、もしかしたら、自分がブレてしまうところにつながっているのかもしれませんね。ただ、いろいろな人を素敵と見ることで、自分がどうなったらいいのか? 迷っているとも言える。つまり、今は色々と迷いながら、自分らしさを探している時期なのかもしれないですね」と。
自分がブレてしまうところが、ネガティブと感じていたクライアントさんでしたが、そのフィードバックで、迷っていてもいいのか、と感じられたようでした。
自分が迷っているときは、自分の中の欠乏感を相手で埋めようとして、恋愛をしてしまうこともあるでしょう。「好きだけど嫌い」という状態は、クライアントさんの中で、「自分の好きなところ」に自信が持てなくなっているのかもしれません。自分のことを認識するにつれて、好きだけど嫌いみたいな、ブレも無くなってくるのでしょう。
これからのセッションを通し、「自分らしさ」を集めていくことで、きっと望ましい変化につながっていくように感じました。
今回のオリエンの感想を伺ってみると、実際に口に出してみることで、自分の考えていることに気づいたり、人から言われることで、そこは認めてよかったのかと自分で自分を認められるポイントにつながったり、自分がネガティブなことだと思っていたことが、ニュートラルな視点から見れば、楽になったり、視点が変わって腑に落ちる体験になったようでした。コーチングの効果をとても驚いていらっしゃいました。
「自分からしか見えていない世界」だから、悩むことは少なくありません。
そこから視点を変えることは、自分を変えることの一歩につながるのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のどんなところを変えたいと思っていますか?
どんなお仕事をしているかもお聞きしました。仕事では、部下を育成する立場に1年前くらいからなったそうです。
「仕事で楽しいことは何ですか?」と質問すると、「部下が育っていくのを見て行くことです」と答え、「あ、そうだったのか、私…」と答えながら、そんなことを思っている自分に初めて気付いたようで、驚いていました。
そのほか、友人関係のこと、趣味のこと、やりたいけれどやっていないこと、理想の30代は? と一通りインタビューのように聴いていき、それから、自分が目指す理想の上司像についても、訊いてみました。
イメージとしては、太陽のように、温かく部下に接して行きたいと。だけれども、結構細かすぎるところもあって、そうでもないことも多いかも、とご自身を振り返っていました。ローモデルはいるのかと訊くと、素敵だなと思う人がいて、その人のまねをしようとトライしたことはあったけれど、その人は理系のタイプで、トライしてみてから、「ああ、自分とは違った」と分かったようです。
クライアントさんは、続けておっしゃいました。「皆、素敵な人ばかりなんです。この人は、自分と違うけれど素敵だなとか思うこともよくあります」と。
それを聞いた私は、「自分と違う人を素敵と思えるというのは、いいですね。部下を育てることにも生かせていそうですね」とフィードバックしました。
すると、「そうなんですね。そう言う見方をしたことはありませんでした」と驚いていらっしゃいました。
続けてこうフィードバックしました。「いろいろな人のことを素敵と見られたり、自分と違うところを素敵と思えることが、もしかしたら、自分がブレてしまうところにつながっているのかもしれませんね。ただ、いろいろな人を素敵と見ることで、自分がどうなったらいいのか? 迷っているとも言える。つまり、今は色々と迷いながら、自分らしさを探している時期なのかもしれないですね」と。
自分がブレてしまうところが、ネガティブと感じていたクライアントさんでしたが、そのフィードバックで、迷っていてもいいのか、と感じられたようでした。
自分が迷っているときは、自分の中の欠乏感を相手で埋めようとして、恋愛をしてしまうこともあるでしょう。「好きだけど嫌い」という状態は、クライアントさんの中で、「自分の好きなところ」に自信が持てなくなっているのかもしれません。自分のことを認識するにつれて、好きだけど嫌いみたいな、ブレも無くなってくるのでしょう。
これからのセッションを通し、「自分らしさ」を集めていくことで、きっと望ましい変化につながっていくように感じました。
今回のオリエンの感想を伺ってみると、実際に口に出してみることで、自分の考えていることに気づいたり、人から言われることで、そこは認めてよかったのかと自分で自分を認められるポイントにつながったり、自分がネガティブなことだと思っていたことが、ニュートラルな視点から見れば、楽になったり、視点が変わって腑に落ちる体験になったようでした。コーチングの効果をとても驚いていらっしゃいました。
「自分からしか見えていない世界」だから、悩むことは少なくありません。
そこから視点を変えることは、自分を変えることの一歩につながるのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分のどんなところを変えたいと思っていますか?
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