前回のセッションで、仕事の取り組み方について、新しい視点を提示したことによって、その後、やることが見えてきて仕事のストレスが激減したそうでした。
今回は、「もっと一生懸命にやってくれたらいいのに」と従業員にイライラすることについて考えてみることになりました。クライアントさんは、ご主人の家業を手伝われているので、経営者側です。
クライアントさんもお勤め時代は、今の意識と違いがあることがわかるし、その点は理解できるのだそうです。でも、内心は許せていないようで、しかも自分よりも年上の従業員だし、ちゃんと聞いてくれるかな? と思ってしまったり、私が人から信頼を得ていないのに、何言っているんだよと思われるかもしれないし、言って人間関係が悪くなるのは避けたいから、言わないそうなのです。
私が、「目に余るほどなんですか?」と聞いてみると、「そこまでではない」と返ってきました。受注が少なくなると、ペースが落ちて、怠けているように見えるのだそうで、そのときイライラしてしまうとのことでした。
「じゃあ、最低限やっていらっしゃるってことで、いいんじゃないですか?」と私が言うと、「主人も最低限やっていればOKという考えなんです…」と同じことを言ったそうです。
つまり、ご主人から見ると、その従業員は「イライラ」しないわけですから、クライアントさんがイライラするというのは、クライアントさんの中にある、何かに反応してイライラしているのではないかと言うことです。
自分で自分のことを満たせているときというのは、人のことをみてもイライラすることがめっきり減るもだと思います。おそらく、クライアントさんの中のイライラを投影させているのでしょう。
「相手が気を抜く時間を良く思わない」=「自分が気を抜く時間が欲しいのにとれていないことへのイライラ」と解釈できるでしょう。
つまり、「自分にもゆっくりする時間を与えること」が、イライラの解消法へつながるのです。「投影」という見方で考えたら、自分の中の思い込みがすーっと出てきました。
「実家に帰る時間も欲しいけれど、旦那に悪いし実家に帰らない方がいいかなと思ってなかなか言うことも難しいのですが、そういえば、旦那が『最低限のことをしてくれればOK』と言っていたことに今気づきました。自分が勝手に縛り付けていたんですね。帰っちゃいけないと」と気づかれました。
今回は、「もっと一生懸命にやってくれたらいいのに」と従業員にイライラすることについて考えてみることになりました。クライアントさんは、ご主人の家業を手伝われているので、経営者側です。
クライアントさんもお勤め時代は、今の意識と違いがあることがわかるし、その点は理解できるのだそうです。でも、内心は許せていないようで、しかも自分よりも年上の従業員だし、ちゃんと聞いてくれるかな? と思ってしまったり、私が人から信頼を得ていないのに、何言っているんだよと思われるかもしれないし、言って人間関係が悪くなるのは避けたいから、言わないそうなのです。
私が、「目に余るほどなんですか?」と聞いてみると、「そこまでではない」と返ってきました。受注が少なくなると、ペースが落ちて、怠けているように見えるのだそうで、そのときイライラしてしまうとのことでした。
「じゃあ、最低限やっていらっしゃるってことで、いいんじゃないですか?」と私が言うと、「主人も最低限やっていればOKという考えなんです…」と同じことを言ったそうです。
つまり、ご主人から見ると、その従業員は「イライラ」しないわけですから、クライアントさんがイライラするというのは、クライアントさんの中にある、何かに反応してイライラしているのではないかと言うことです。
自分で自分のことを満たせているときというのは、人のことをみてもイライラすることがめっきり減るもだと思います。おそらく、クライアントさんの中のイライラを投影させているのでしょう。
「相手が気を抜く時間を良く思わない」=「自分が気を抜く時間が欲しいのにとれていないことへのイライラ」と解釈できるでしょう。
つまり、「自分にもゆっくりする時間を与えること」が、イライラの解消法へつながるのです。「投影」という見方で考えたら、自分の中の思い込みがすーっと出てきました。
「実家に帰る時間も欲しいけれど、旦那に悪いし実家に帰らない方がいいかなと思ってなかなか言うことも難しいのですが、そういえば、旦那が『最低限のことをしてくれればOK』と言っていたことに今気づきました。自分が勝手に縛り付けていたんですね。帰っちゃいけないと」と気づかれました。
それから話は、夫婦であり家業を手伝っていて、いつも近くにいるのに、パートナーに対して遠く感じてしまうことについて、自然と流れていきました。
前回のセッションで、「近づきたいと思っている」と、クライアントさんの現在の様子を私が言語化したことで、自分の欲求にはたと気づいたのです。
クライアントさんは、「同じ方向を向きたい」と思っていても、旦那さんは仕事中心で、休みの日も仕事場に行くほうが落ち着くと話しているそうです。
そんな旦那さんにあわせてみようとすることもあったり、逆に自分は別なことをして、気を紛らわせようともしたけれど、両方とも違ったようでした。
「同じ方向を向く」ことは、あわせることでもないし、こっちも別なことを楽しむことでもない。クライアントさんの望む感じになるには、一体何が必要なのでしょうか?
「一緒の場所にいるけれど、どことなく寂しさを感じる」という感情。私もわからなくないです。本当は遊びたいのに「遊びたい!」と言えない子供みたいな。
同じ方向を向きたい。それが出来ないというのは、向かなきゃいけないと思っている? という思い込みもありそうです。
そこを外して考えてみると、「旦那さんは仕事以外にあまり趣味とか持っていない。野球の審判も役割でやっている感じがする。仕事が趣味」というふうにひとつの真実が見えてきました。
私は、友達夫婦のことを思い出しました。私の友人の旦那さんが、趣味とかがあまりなかったそうなのですが、友人(奥さん)が行きたい場所に旦那さんがついて行くことによって、自分の世界が広がったと言っていました。私の両親もそんなところがあり、たいてい母が行きたい場所を決めて、父がついていくパターンです。そういう形もあるということです。
その話をすると、「最近、旦那が意外にもヨガに一緒に来てくれて、とても嬉しかった!」という話がでてきました。
クライアントさんは、「合わせる方が多いし、待っている方が多い」という傾向だったようで、「意外にも一緒に来てくれた」というときは、「こちらから誘う」ことをしたときだったという違いに気づきました。
「あわせる方が多いし、待っている方が多い自分を変えることですね。自分からが面倒くさいとも思うけれど、自分を変えていくには、そうしていかないとと思いました」とおっしゃいました。
人が何かをしてくれるのを待っているだけじゃなくて、自分から関わること。待っているだけでは、自分で自分を寂しくしてしまうことになることもあるでしょう。自分から愛そうとすることは、とても大切なことだと思います。
なかなか大人になると、自分から誘っても、様々な事情で断られることが多いなと、私も感じますが、それでも人を誘い続けたいと思っています。(笑)
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分から声をかけていますか?
前回のセッションで、「近づきたいと思っている」と、クライアントさんの現在の様子を私が言語化したことで、自分の欲求にはたと気づいたのです。
クライアントさんは、「同じ方向を向きたい」と思っていても、旦那さんは仕事中心で、休みの日も仕事場に行くほうが落ち着くと話しているそうです。
そんな旦那さんにあわせてみようとすることもあったり、逆に自分は別なことをして、気を紛らわせようともしたけれど、両方とも違ったようでした。
「同じ方向を向く」ことは、あわせることでもないし、こっちも別なことを楽しむことでもない。クライアントさんの望む感じになるには、一体何が必要なのでしょうか?
「一緒の場所にいるけれど、どことなく寂しさを感じる」という感情。私もわからなくないです。本当は遊びたいのに「遊びたい!」と言えない子供みたいな。
同じ方向を向きたい。それが出来ないというのは、向かなきゃいけないと思っている? という思い込みもありそうです。
そこを外して考えてみると、「旦那さんは仕事以外にあまり趣味とか持っていない。野球の審判も役割でやっている感じがする。仕事が趣味」というふうにひとつの真実が見えてきました。
私は、友達夫婦のことを思い出しました。私の友人の旦那さんが、趣味とかがあまりなかったそうなのですが、友人(奥さん)が行きたい場所に旦那さんがついて行くことによって、自分の世界が広がったと言っていました。私の両親もそんなところがあり、たいてい母が行きたい場所を決めて、父がついていくパターンです。そういう形もあるということです。
その話をすると、「最近、旦那が意外にもヨガに一緒に来てくれて、とても嬉しかった!」という話がでてきました。
クライアントさんは、「合わせる方が多いし、待っている方が多い」という傾向だったようで、「意外にも一緒に来てくれた」というときは、「こちらから誘う」ことをしたときだったという違いに気づきました。
「あわせる方が多いし、待っている方が多い自分を変えることですね。自分からが面倒くさいとも思うけれど、自分を変えていくには、そうしていかないとと思いました」とおっしゃいました。
人が何かをしてくれるのを待っているだけじゃなくて、自分から関わること。待っているだけでは、自分で自分を寂しくしてしまうことになることもあるでしょう。自分から愛そうとすることは、とても大切なことだと思います。
なかなか大人になると、自分から誘っても、様々な事情で断られることが多いなと、私も感じますが、それでも人を誘い続けたいと思っています。(笑)
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分から声をかけていますか?
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