2014年のコミコレ全体テーマがコミュニケーションにおける「後悔」。その中で、「いつも失敗しがちだなと感じる場面」すなわち癖になっていることって何だろうか? ということに気づき、今後、同じ失敗を繰り返さないために、新しいコミュニケーションのアプローチ方法について考えていくコミコレでした。
第1部は、自分でコミュニケーションにおいてどんな失敗をしがちだと思っているのか? 自分の癖について、アウトプットする時間となりました。
例えばAさんは、「言いすぎるところがある」でした。それから、播磨さん、私が質問をしたりフィードバックしたりしながら、参加者が答え、また質問し、答え…と1人当たり40分くらい続けていくと、最初にご自身で癖だと思っていたことは、表面的なことであり、そこで止まり続けていたことが見えてきました。
Aさんの「言いすぎる傾向がある」は、ニュートラルな観点で見ると、それ自体悪いことではない、という気付きは、まずAさんにとって、救われたところです。「相手のこと関わろうとしている」ということですから。
第2部は、「課題点を見つける」です。さらにこちらが質問をしたり、フィードバックしたりして、参加者が答えることを繰り返していくうちに、Aさんは、「本心をどう表現するか?」というまとめになりました。
ここまででもう3時間が経過。ということで、パンケーキ休憩です。先日のプチセミから、スマイルベーカーを買ったので、できたてのパンケーキをお出しすることにしています。(笑)
例えばAさんは、「言いすぎるところがある」でした。それから、播磨さん、私が質問をしたりフィードバックしたりしながら、参加者が答え、また質問し、答え…と1人当たり40分くらい続けていくと、最初にご自身で癖だと思っていたことは、表面的なことであり、そこで止まり続けていたことが見えてきました。
Aさんの「言いすぎる傾向がある」は、ニュートラルな観点で見ると、それ自体悪いことではない、という気付きは、まずAさんにとって、救われたところです。「相手のこと関わろうとしている」ということですから。
第2部は、「課題点を見つける」です。さらにこちらが質問をしたり、フィードバックしたりして、参加者が答えることを繰り返していくうちに、Aさんは、「本心をどう表現するか?」というまとめになりました。
ここまででもう3時間が経過。ということで、パンケーキ休憩です。先日のプチセミから、スマイルベーカーを買ったので、できたてのパンケーキをお出しすることにしています。(笑)
第3部は、失敗を繰り返さないように、自分のコミュニケーションの仕方に新しいバリエーションを加えるという目的です。播磨さん、私のコミュニケーションの失敗から生まれたアドバイスも入れながら、参加者に自分を客観視していただく時間となりました。
すると、先ほどまで出てこなかった話が、まだどんどんと引き出され、実はここが一番気になっていたんだ! ということがあぶり出されたのです。
Aさんは、表現方法は言いすぎると思っている分、「日本語のてにをは」を気になさるほど、時間をかけて取り組んでいることが見えてきました。だったらそこは違うということになり、そこから新しい展開を見せたのです。
先ほどまでは、自分の部下に対してのことでしたが、実は自分と同じ役職の相手とうまくいっていなかったのです。
例えば、仕事先で5メーターくらい離れているところから、相手がこちらの方をみていると気付きながらも、見ていないふりをしたりすることがあるそうです。
またAさんは、相手のことを実は苦手で、好きではないと思っている気持ちが出てきました。その気持ちに気づいたことも見て見ぬふりをしていたAさんにとって、思わず肩の力が抜けた瞬間でした。
しかし、仕事としては、やはり関わってやっていくことが必要な場面です。私もアパレル時代に上司に「嫌いな人と仲良くなりなさい」と言われたことが蘇ります。
「好きではない」をそのまま受け容れてみたら、今度は「自分は、相手はこうだろうからと決めつけて、相手に聴くことを全くしていなかった!」ということに気付き、その瞬間、Aさんの目から涙が自然と溢れて、「肩の荷が下りて、体が軽くなりました」とおっしゃいました。自分の気持ちに気づき、これからどうアプローチを変えていけばいいか? がご本人の知りたい答えと一致したからでしょう。
「言いすぎる」というところから、「言いすぎることは悪いことではない、だったら表現方法を学ぶこと?」になり、「表現方法は言いすぎると思っている分、すごく気をつけている」ことに気付き、実は部下というよりも、同僚との関係であり、そことコミュニケーションを取ろうとしていなかったのは、「相手のことを決めつけて、聴こうとしていなかったから」というところに辿りつきました。
Aさんの視点が変わらないと、表現方法を変えたところで、何も変わらなかったということです。「聴く」というコミュニケーションをこれから追加していくことで、Aさんのもともとの長所もさらに生かされることになるでしょう。
コミュニケーションは、日常生活で当たり前のことすぎて、「学ぶ」という感覚は、薄れているのかもしれません。聴く仕事をさせていただき思うことは、コミュニケーションは筋トレで筋肉をつけていくように、鍛錬していくものだということです。知らないことが多すぎて、相手とうまくいかないことは、たくさんあったなと、過去を振り返ると思います。
Aさんのやり取りを通しながら、他の参加者もAさんと自分を重ね合わせて、過去に「なぜあれは失敗だったのか?」と思ったままだった問題の突破口がわかり、一緒になって腑に落ちたとおっしゃっていました。
今回のコミコレは、いつものディスカッション方式というよりも、播磨さんと私のコーチとしてのスキルを用いながら、参加者の皆さんに客観視して考える機会を持っていただくものとなりました。私たちの強みも最大限に活用できたと思います。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
Aさんのやり取りを通しながら、他の参加者もAさんと自分を重ね合わせて、過去に「なぜあれは失敗だったのか?」と思ったままだった問題の突破口がわかり、一緒になって腑に落ちたとおっしゃっていました。
今回のコミコレは、いつものディスカッション方式というよりも、播磨さんと私のコーチとしてのスキルを用いながら、参加者の皆さんに客観視して考える機会を持っていただくものとなりました。私たちの強みも最大限に活用できたと思います。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
懇親会は、近所の上品な中国料理レストランへ。美味しい点心とともに、コミコレでの頭の疲れを癒しました!
参加者の皆さま、特典コーチングセッションでも引き続きよろしくお願いします。九州や三陸など、遠方にも関わらずいらしていただき、本当にありがとうございました。
★次回の第23回コミコレは「諦めること」です。
諦めたら願いが叶ったとか、諦めないで続けていたら、できるようになったとか、相手が成長するだろうと信じて、ずっとかかわっていたけれど、全然相手が変わらなくて、結局諦めることにしたとか…。買うことを諦めたとか、ネガティブな感じも、ポジティブな感じにも取れる、「諦めること」というテーマに取り組みます。
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