最近、私自身のことで気づいたことがありました。せっかちな方かと思っていたのが、実はゆっくり考えたいタイプであることです。母から聞いた私の子供時代は、「質問しても返ってこないから、何を考えているのか分からなかった」とのこと。なので、母は選択肢を幾つか用意して、私に提案し、私はその中から選ぶと言うことが非常に多かった気がしています。考えるのが遅いから、なかなか返事ができなかったというのが、どうも真実味がある気がしています。
子供の頃、家族で食事に行くときも、メニューをあまり見ないで、いつも同じものばかりをオーダーしていました。考えるのが、面倒くさくなったのかもしれません。(笑)
社会人になり、マクドナルドでは、成功体験がいくつかできたので、アパレルに入って、自分の頭で考えていないことを社長に指摘され、自分がまさか、浅くしか考えない人間だったと知って、びっくりしました。マックは、マニュアル活用しつつ、実践する勤勉さで、うまくいっていたのだと、後から気付きました。
自分の選択が早いので、人にも「早くしてよ」と言い始め(笑)、友達を困らせたことが何度もありました。よく考えないので、失敗してから大反省することも非常に多い人生でした。
一方、せっかちだったおかげで、失敗しても、すぐに行動に起こしてリベンジをする点では、失敗を学びにかえる速度は速かったと思います。すべては必然。結局は、いいバランス感覚が身に着いたのではないかと思います。これからは、基本ゆっくり考えて、やりたいことが出てきたら、その時はせっかちパワーを発揮して、段取り良く、集中して物事に取り組もうと思っています。
「早く決めなくちゃ」が思い込みだった私は、何も決まっていない自分に焦りが出てきたのが、去年の今頃でした。独立してから、やろうと思っていたことを、全部やり遂げた感があり、本当に何をしていいのか?わからなくなりました。機嫌も悪くなり始めました。そこでカウンセラーに相談したら、「本当にやりたいことはゆっくりしないと出てこない」と言われ、半信半疑でゆっくりし始めたのです。
そして気づいたことは、「ゆっくり考えるタイプである」が本来の自分であるということです。実はここ1年間、必ず夜中に小刻みに目が覚めてしまい、1日もぐっすり眠れたことがなかった私が、最近、1度も起きずにぐっすり眠ることができました。これには驚きました。その調子で、いろいろと本当の自分は、実はいまの自分と違うかもしれない?!と考えだしたら、思い込みが形成された過去のシーンが少しずつ蘇りだし、今は面白い状況になっています。(笑)
自分の内観が深まると、セッションをしていても、クライアントさんの思い込みにも気づきやすくなりました。
「新しいことをどんどんしてきたのに、最近は何も思いつかなくて焦っています」。このような悩みの人は、案外たくさんいます。その人に、「何も思いつかないことが罪悪感になっていませんか?」と質問してみました。すると…。
4歳の頃、幼稚園で「将来の夢」について描くことがあったそうです。周りのみんなは、花屋さんとか、色々と思いついて、描いていたようでした。しかし、自分は全く思いつかず、手が止まっていると、先生がやってきて、誘導尋問されて仕方なく「くつやさん」と答えたそうです。両親もその絵を見て「くつやになりたいのね」と言われ、「うん」と仕方なく答えたとか。しかもイメージの中の4歳の自分は、「怒っている」みたいでした。そのほかにも、学校の先生に早く決めることができなくて、考えていたら、「もういい」と言われて、怒られたことも何度かあったとのこと。
色々と焦り出す原因となった出来事が出てきました。「まだわからないから、もっとゆっくり考えたい」と、子供ですから言いにくいでしょう。本当はそう言いたかったのかもしれません。コーチングセッションで、4歳の子が出てきて、しかも怒っていることに気付いたので、ちょうど、自分の中の自分に語りかけるいい機会かもしれないと、インナーチャイルドセラピーも、その人は受けてみることになりました。また、何かしら心の変化が現れるのではないかと思います。
本当に思いこみって、いつどこでできるのか気づきにくいものですね。私は、道端でも、親子のやり取りを観察していると、色々気づくことがあります。あの子、本当はこうしたいのかな?とか、想像してみます。そう観察していること自体が、意外と自分の癒しにもつながっているのかもしれませんけどね。
先日、ご紹介した、リズ・ブルボー『五つの傷』の中に、思い込みを発見するヒントになるものがありました。
五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために
■傷を作る際に、私たちが通る四つの段階
①自分自身である。
②周りの大人が自分自身でいると喜ばなくなる。
③反抗し両親に逆らい始める。
④大人たちを失望させまいとあきらめることを決意する。
「早く決めないといけない」の思い込みを当てはめると、
①ゆっくり考える
②はやくしなさいと言われる。
③そう言われても早くできないから怒る。
④ゆっくりしていないで、ぱっと考えるようにすると決意。
囚われていたことに気付くと、楽になりますね。私の場合は「ゆっくり考えたい」を叶えるために、独立の方向へ進んだのかもしれないですね。そう考えるとすべての出来事に意味があったのだと思えています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今の自分に違和感のあるところはありませんか?
子供の頃、家族で食事に行くときも、メニューをあまり見ないで、いつも同じものばかりをオーダーしていました。考えるのが、面倒くさくなったのかもしれません。(笑)
社会人になり、マクドナルドでは、成功体験がいくつかできたので、アパレルに入って、自分の頭で考えていないことを社長に指摘され、自分がまさか、浅くしか考えない人間だったと知って、びっくりしました。マックは、マニュアル活用しつつ、実践する勤勉さで、うまくいっていたのだと、後から気付きました。
自分の選択が早いので、人にも「早くしてよ」と言い始め(笑)、友達を困らせたことが何度もありました。よく考えないので、失敗してから大反省することも非常に多い人生でした。
一方、せっかちだったおかげで、失敗しても、すぐに行動に起こしてリベンジをする点では、失敗を学びにかえる速度は速かったと思います。すべては必然。結局は、いいバランス感覚が身に着いたのではないかと思います。これからは、基本ゆっくり考えて、やりたいことが出てきたら、その時はせっかちパワーを発揮して、段取り良く、集中して物事に取り組もうと思っています。
「早く決めなくちゃ」が思い込みだった私は、何も決まっていない自分に焦りが出てきたのが、去年の今頃でした。独立してから、やろうと思っていたことを、全部やり遂げた感があり、本当に何をしていいのか?わからなくなりました。機嫌も悪くなり始めました。そこでカウンセラーに相談したら、「本当にやりたいことはゆっくりしないと出てこない」と言われ、半信半疑でゆっくりし始めたのです。
そして気づいたことは、「ゆっくり考えるタイプである」が本来の自分であるということです。実はここ1年間、必ず夜中に小刻みに目が覚めてしまい、1日もぐっすり眠れたことがなかった私が、最近、1度も起きずにぐっすり眠ることができました。これには驚きました。その調子で、いろいろと本当の自分は、実はいまの自分と違うかもしれない?!と考えだしたら、思い込みが形成された過去のシーンが少しずつ蘇りだし、今は面白い状況になっています。(笑)
自分の内観が深まると、セッションをしていても、クライアントさんの思い込みにも気づきやすくなりました。
「新しいことをどんどんしてきたのに、最近は何も思いつかなくて焦っています」。このような悩みの人は、案外たくさんいます。その人に、「何も思いつかないことが罪悪感になっていませんか?」と質問してみました。すると…。
4歳の頃、幼稚園で「将来の夢」について描くことがあったそうです。周りのみんなは、花屋さんとか、色々と思いついて、描いていたようでした。しかし、自分は全く思いつかず、手が止まっていると、先生がやってきて、誘導尋問されて仕方なく「くつやさん」と答えたそうです。両親もその絵を見て「くつやになりたいのね」と言われ、「うん」と仕方なく答えたとか。しかもイメージの中の4歳の自分は、「怒っている」みたいでした。そのほかにも、学校の先生に早く決めることができなくて、考えていたら、「もういい」と言われて、怒られたことも何度かあったとのこと。
色々と焦り出す原因となった出来事が出てきました。「まだわからないから、もっとゆっくり考えたい」と、子供ですから言いにくいでしょう。本当はそう言いたかったのかもしれません。コーチングセッションで、4歳の子が出てきて、しかも怒っていることに気付いたので、ちょうど、自分の中の自分に語りかけるいい機会かもしれないと、インナーチャイルドセラピーも、その人は受けてみることになりました。また、何かしら心の変化が現れるのではないかと思います。
本当に思いこみって、いつどこでできるのか気づきにくいものですね。私は、道端でも、親子のやり取りを観察していると、色々気づくことがあります。あの子、本当はこうしたいのかな?とか、想像してみます。そう観察していること自体が、意外と自分の癒しにもつながっているのかもしれませんけどね。
先日、ご紹介した、リズ・ブルボー『五つの傷』の中に、思い込みを発見するヒントになるものがありました。
五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために
■傷を作る際に、私たちが通る四つの段階
①自分自身である。
②周りの大人が自分自身でいると喜ばなくなる。
③反抗し両親に逆らい始める。
④大人たちを失望させまいとあきらめることを決意する。
「早く決めないといけない」の思い込みを当てはめると、
①ゆっくり考える
②はやくしなさいと言われる。
③そう言われても早くできないから怒る。
④ゆっくりしていないで、ぱっと考えるようにすると決意。
囚われていたことに気付くと、楽になりますね。私の場合は「ゆっくり考えたい」を叶えるために、独立の方向へ進んだのかもしれないですね。そう考えるとすべての出来事に意味があったのだと思えています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今の自分に違和感のあるところはありませんか?
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