一年前にセッションをしていたクライアントさんから質問のメールをいただきました。
以前は、私もいまの傾聴力までなかったので、同じようなテーマを扱いましたが、経験を受け容れるところまではいっていても、感情を受け容れるところに未完了感があったのかもと思います。この記事が、向き合うヒントになればと思います。
怒りを昇華したいけど、どうしたらいいかです。
□■□■□■□■□
今までむっとすることがあっても、感じないようにしていたのですが
最近アウトプットをするようにしたら
いろいろな人に沢山怒っている自分がいました。
どうにか怒りを昇華したいと堀口さんのブログを参考にしていたら
相手の気持ちを想像してないから腹立つのか? と思い、想像してみたら
「あぁ相手に悲しい思いをさせたから嫌な態度取られたのかな」と思い
怒りは消えるんですが、自分が悪かったのかな、と結果なって
また自己否定になってしまいモヤモヤします。
あと、相手の事を想像しても、いらだちが消えないことがあります。
仕事中に後輩が仕事について、私に質問してきたので答えたんですが
その後、他の同僚にも同じ事を質問しているのを目の当たりにしました。
質問の答えは、私も同僚のコも同じだったのに
私が答えたことを信用されてない気がして、
信用してないなら最初から聞くなよ! と腹が立ちました。
なんだか負のスパイラルになっていて・・・。
また何かを見落としているんだとは思うんですが
わかりません。
堀口さんは、どう思われますか?
□■□■□■□■□
>「あぁ相手に悲しい思いをさせたから、嫌な態度取られたのかな」と思い
これは、相手のことを想像しているようで、『悲しい思いをさせたのかな?』『嫌な態度を取られたのかな?』と思っているのは、自分の思っていることです。つまり、それが自己否定になっているのです。
相手のことを理解することについてですが、例えば、『星の王子さま』でしたら、「バラが棘を持っているのは、自分を守るため」と王子さまがバラのことを理解したところで、「ああ、バラは弱かったから、あの態度だったんだ」と気づいたのです。
クライアントさんの場合は、>今までむっとすることがあっても感じないようにしていたのですが、と書いてあるように、感情に蓋をしがちなところがあるので、まずは、自分が怒っているという気持ちを十分に味わうことだけを考えればいいのかと思います。
そのあと、相手のことについて考えてみます。
>「あぁ相手に悲しい思いをさせたから嫌な態度取られたのかな」
という考えがでてきたら、「それは本当?」と自分に問うてみてください。自分が勝手に相手のことをそう思っていることに気付いてください。相手の感じていることは、相手にしか本当のことはわからないということが腑に落ちれば、相手がどんな態度であっても、自分のせいとは考えなくなると思います。
また、相手も自分も悪くないというのが前提です。
まとめると、
感情を抑圧する癖があった。
↓
感情のアウトプットを始めた。
↓
自分の感情がわかった。
↓
そのままの自分の感情を味わう。
↓
相手も自分も悪くないというところから、
相手の立場についても考えてみる。
↓
「それは本当?」と問うようにして、
真実を探し続ける。
となります。
また、相手は自分の鏡になるので、たとえば、相手のことを許せないときは、自分も同じことをしたことがあったとか、自分のことを許せていなかったりします。自分に思い当たる節があるかどうかも考察してみると、何か見つかるかもしれません。
もっと簡単に言うと、受け容れる、味わう、気づくです。
いずれにいしても、まずは、自分の怒りの感情を十分に感じ切ることから始めるといいと思います。
以前は、私もいまの傾聴力までなかったので、同じようなテーマを扱いましたが、経験を受け容れるところまではいっていても、感情を受け容れるところに未完了感があったのかもと思います。この記事が、向き合うヒントになればと思います。
怒りを昇華したいけど、どうしたらいいかです。
□■□■□■□■□
今までむっとすることがあっても、感じないようにしていたのですが
最近アウトプットをするようにしたら
いろいろな人に沢山怒っている自分がいました。
どうにか怒りを昇華したいと堀口さんのブログを参考にしていたら
相手の気持ちを想像してないから腹立つのか? と思い、想像してみたら
「あぁ相手に悲しい思いをさせたから嫌な態度取られたのかな」と思い
怒りは消えるんですが、自分が悪かったのかな、と結果なって
また自己否定になってしまいモヤモヤします。
あと、相手の事を想像しても、いらだちが消えないことがあります。
仕事中に後輩が仕事について、私に質問してきたので答えたんですが
その後、他の同僚にも同じ事を質問しているのを目の当たりにしました。
質問の答えは、私も同僚のコも同じだったのに
私が答えたことを信用されてない気がして、
信用してないなら最初から聞くなよ! と腹が立ちました。
なんだか負のスパイラルになっていて・・・。
また何かを見落としているんだとは思うんですが
わかりません。
堀口さんは、どう思われますか?
□■□■□■□■□
>「あぁ相手に悲しい思いをさせたから、嫌な態度取られたのかな」と思い
これは、相手のことを想像しているようで、『悲しい思いをさせたのかな?』『嫌な態度を取られたのかな?』と思っているのは、自分の思っていることです。つまり、それが自己否定になっているのです。
相手のことを理解することについてですが、例えば、『星の王子さま』でしたら、「バラが棘を持っているのは、自分を守るため」と王子さまがバラのことを理解したところで、「ああ、バラは弱かったから、あの態度だったんだ」と気づいたのです。
クライアントさんの場合は、>今までむっとすることがあっても感じないようにしていたのですが、と書いてあるように、感情に蓋をしがちなところがあるので、まずは、自分が怒っているという気持ちを十分に味わうことだけを考えればいいのかと思います。
そのあと、相手のことについて考えてみます。
>「あぁ相手に悲しい思いをさせたから嫌な態度取られたのかな」
という考えがでてきたら、「それは本当?」と自分に問うてみてください。自分が勝手に相手のことをそう思っていることに気付いてください。相手の感じていることは、相手にしか本当のことはわからないということが腑に落ちれば、相手がどんな態度であっても、自分のせいとは考えなくなると思います。
また、相手も自分も悪くないというのが前提です。
まとめると、
感情を抑圧する癖があった。
↓
感情のアウトプットを始めた。
↓
自分の感情がわかった。
↓
そのままの自分の感情を味わう。
↓
相手も自分も悪くないというところから、
相手の立場についても考えてみる。
↓
「それは本当?」と問うようにして、
真実を探し続ける。
となります。
また、相手は自分の鏡になるので、たとえば、相手のことを許せないときは、自分も同じことをしたことがあったとか、自分のことを許せていなかったりします。自分に思い当たる節があるかどうかも考察してみると、何か見つかるかもしれません。
もっと簡単に言うと、受け容れる、味わう、気づくです。
いずれにいしても、まずは、自分の怒りの感情を十分に感じ切ることから始めるといいと思います。
0コメント