【チャンクダウンなやりとり。】

コーチングの質問の手法で、チャンクダウンというものがある。

自分のコーチングを客観的に上から眺めてみて、

思ったことは、チャンクダウンで、相手のコアな魂の部分というか、

芯の部分へ近づいている。そんな気がした。


どんどん質問を小さくしていって、より具体的なものが

出るようにするという手法。



今日のクライアントさんは、人事をされている方で、

会社を転職するので、せっかくなので、自分がやってきたことを

残してみたい。ということで、就職活動中の大学4年生や、大学3年生

に向けての記事を書き出したのだが、毎日続かないという悩みでした。



私 「Iさんは、何を伝えたいのですか?」

Iさん「人事のホンネですね。」

私「もっと具体的に言うと?」

Iさん「いろいろ、そういったHPや、ブログはあって、

 どう自己PRしたらいいのか?とか、人事がどこを見たいのか?

 とか、あるんですけど・・・何か、私としては独自化したものを

 書きたいと思っています。」


私「なるほど。それでは、自己PRのノウハウとか、そういったものは、

 すでに、あるから、違うことでの悩みを解消させたらいいですね。

 就職活動の学生たちは、どうやったら内定をもらえるか?

 っていうところ、知りたいですよね。」


Iさん「ああ、そういえば、弟が、就職活動中で、夜に、今メールを

 して、いいのかとか、そういう細かいところで、私に色々

 聞いてくるんですよね。」


私「なるほど。そういうマナーとか?伝えたいんですか?」


Iさん「それも、ありますね。」


私「でも、どうすれば受かるか?ですよね。やっぱり。

  マナーとか、自己PRとか、そういうもの以外で、

 人事的に、採用が決定してしまう、そういったことってありますか?

 例えば、ノンバーバルなところとかで。」


Iさん「ありますねぇ。フィーリングとか、勘とかで。」


私「なるほど。では、言葉以外の部分での評価が多いにあるわけですね。」


Iさん「ありますね。」


私「そういうのって、まさに、人事のホンネなんじゃないですか?

 感覚的なことを、理論にしていったら、面白いですね。

 私とかは、履歴書の筆跡で、合否決めるときありましたから。」


Iさん「あ、筆跡鑑定できますよ。性格でますからねぇ。

 あ、そっか、それなら、いろいろとでますね。本音が。」


私「じゃあ、例えば、人事の人がノンバーバルで気にしているところ

 100ってしたら、出ますか?」


Iさん「あ、沢山あります!それなら、出てきそうですね。 
 
 あ、ブログかけそうです。あああああ!なるほど。」



ということで、こんなやりとりでした。


彼女は、優位感覚で、言語タイプなので、私もそうなので、

かなり、質問がいつもヒットしやすいのですが、

こういう連鎖的な流れで、言語タイプの人のコーチングは、

いつも流れていきます。


もっと、触感タイプだと、私もかなり質問ゆっくり目なんですよ。


ということで、Iさん、俄然やる気マンマンでした。



Iさん、人事が気にしているノンバーバルな部分が分かるブログ。

楽しみにしていますね。