【自分のおかげ~みんなのおかげになる時。】

コーチングのクライアントさんが、部下の人たちが、

なんて視野が狭いんだろう。と思ってしまう時があります。

という話になりました。


私も、こういう風に思ってたことがあります。

なんで、出来ないのかな?って。

なので、その時の私は、成果が出たら、自分が頑張ったからだ。

という風に思っていて、自分だけ一生懸命で、温度差を感じていて、

孤独感を味わったことがありました。


実は、そこに、越えなくてはならない人生の壁が見え隠れしている

場所なんです。


それは、自分のおかげから、みんなのおかげになるという、

考え方の移行期なのです。


自分が頑張ったから店がうまく行った。

それはそれで、よしとしましょう。


次、目指すところは、孤独な感じの達成感ではなく、

みんなの可能性を引き出し、みんなに気付きを与え、

そして、自主的に動けるスタッフを育成していくことです。


自分があまり、動かないように私はわざとした時があります。

アパレル店長の時に、ブログを書いていましたが、

結構時間のかかる作業でしたので、接客には、顧客様がお見えになった時

だけ、出るようにして、裏で作業をさせてもらって、

接客には積極的に行かないようにわざとしました。

その他にも、どんど仕事を任せるようにしました。


そうしたら、スタッフの接客能力が伸びたんです。勝手に。


自分は、あまり接客に出ないけれども、客単価、セット率は、

みんなより、かなり高いところを目指して、私自身も、

お客様の数をわざと減らして、中身の濃い接客への挑戦もできました。


2か月くらい、そんなことをわざとしましたが、

やっぱり接客が好きなので、またどんどん接客をしていきましたけどね。


そうして、自分がいなくてもお店がうまくいくという状態を体験し、

私自身、一皮むけた感じがしました。


みんなのおかげだ。

と心から言えるようになりました。


孤独感を感じていたところから、みんなのおかげで良くなった!

という境地まで、1年くらいかかりましたが、

店を辞めてから半年後、スタッフとみんなで集まった時、

本当にココロからの感謝の気持ちで、涙が溢れ、そしてスタッフも、

堀口さんに出会えて本当によかった!!!

と心から言ってくれました。


マジで泣けました・・・・・・・・!!!!!!!超感動でした。


今日は、こちらの質問はいかがでしょうか?

あなたは、周りのスタッフに何ができますか?