「守破離というじゃないですか。だから正しくやり方をまずは真似しないといけないと思っていたんですよ。だけど、うまくいかなかった」 「守破離ってあるじゃないですか、堀口さんは、そう考えると守破離を同時にしているってことですか?」
違うクライアントさんなのですが、同じような話題になっていました。お二人とも自分のビジネスで結果を出すために、ビジネスのやり方を教えてくれるところのとおりにやろとしたけれど、思うような結果がでなかったそうです。しかも、だんだんと無力感やブレていく感じに。そこで、「やり方でなく、在り方でビジネスが続いている」人の話を聞いてみようと思ったそうです。
「自分ができないところに、何でできないんだろう? どうやればいいんだろう?」と思って、成功している人のところに聞きに行って、「この通りにやってください」と言われ、必死にその通りにやることに力を注いでいると、だんだんと無力感に襲われて、This is a sign EVENTで毎回お話ししてる「死んだ鮭」のようになってしまうのです。「出所はどこか? そんなことを教えてくれるところはどこにもなくて、This is a sign Highlightsでようやく腑に落ちました!」とクライアントさんはおっしゃっていました。
自分ができないことがあってもがいているときに、「その通りにやってください」と言うところはよく考える必要があります。だから、私はコーチングはいいなと思っているのです。その人がその人らしくできるように質問やフィードバックで、その人の内側から引き出していく対話だからです。
しかしながら、私は人の意見をよく聞きます。守破離を同時にという表現は近いです。教わると同時に、自分の中でアレンジが始まっていきます。教わった通りになぞらないのです。自分が出所にする必要があると思っているからです。私が作るツールは、やっぱり「その人が自分の出所を探せる余白」を設けています。1D1U kitはそうです。こうやってくださいという説明書は入っていません。「例」のカードを2枚だけ入れています。
あるクライアントさんは、自分が好きで始めたことなのに、いつのまにか、ブレてしまっていました。自分の違和感も直感です。「なんか違うな」と思ったら、引き返してもいいのです。返品もありです。何かを買おうとして並んで、レジの前に行って、「やっぱり辞めます」ということもあります。
「選ぶ」ということが大事な作業になってきます。「選び直す」こともできるのです。なのに、悪いと思って選び直さずに、我慢できる限り続けて、どんどん自分の流れから外れていく。
先程90日コーチングのオリエンがあり、過去にもさかのぼって、「選び直す作業」がまずは課題となりました。
人生では選ぶ瞬間が大事です。スピード感のある人は、「選ぶ」時に迷いがないから、速く進んでいるように見えるのです。
追伸:自分が出所というのは、どういう自己基盤なのか? 久保さんのスピリチュアルサイエンスな解説で、混沌とした出所をクリアにしていけるでしょう。
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