「やろうと思うことが、全然進められないことについて」というテーマの30分セッションがありました。自分のやりたいことを仕事にするために、会社を辞められて、組織に属さずに、仕事を紹介してもらえるところに登録して、仕事を請け負う形で働く個人事業主です。
最初は、自分の好きなことなので報酬がもらえることに、喜びや感謝を感じていらっしゃいましたが、だんだんと紹介してもらった仕事をこなすことで、毎日が忙しくなり、未来へ向けて、本当にやりたいことが進まなくなっていました。組織は離れたものの、ほぼ毎日働いて、忙しいことはいいのでしょうが、やりたくない仕事も受けてしまったからやる、みたいな状態に陥っているようでした。日々の忙しさに忙殺されて、未来のことを全く考える隙間もありません。
4月開講した1D1U SCRでは、ユーザーの皆さんが、「未来へ向けての時間」を意識して1日の間に入れることができてきたようで、意識するかしないかの差で、今とでは、まったく心境が変わってきているのです。
「自分がなりたい方向へ、進めること」を意識を増やしていくことです。きっと、クライアントさんもそれは分かっているのでしょうが、「進まない、仕上がらない、これでいいのか?」と未来へ向けて自分がやっていることに、ジャッジを下して、それで疲弊しているのもありました。アクセルとブレーキ同時に踏んで、忙しいから進めらない…という状態に陥っていました。
未来を創るには、日々の積み重ねです。何をするのかよくわからなければ、既にそうなっている人に会いに行くことから始めたらいいかもしれませんし、仲間を持つことも刺激となるでしょう。行きたい方向性へ、日々できることからでいいので、1歩ずつ進めていくことが必要なのです。1歩進めたら、第2ヒントがそこにあります。未来はどうなるかわからないけれど、方向性には進んでみることが大事なのです。私が去年、ウディー・アレンの生まれ育った街、ブルックリンへ行ったのもそんなところです。方向へ進んだだけで、それ以降数々のアイデアが生れました。旅行の翌月には、掃除セットを販売、Cleaning meets Fashion開催、その次はスピリチャルカウンセラーとのコラボセミナ、Jullianとのコラボ・・・と、旅行の3か月後はめまぐるしく変わっていったのです。
「できないことを一生懸命に、どうしたらできるのか?」と取り組むことよりも、自分ができそうな1歩から始めてみることのほうが、よっぽど進むのです。方向を大体指示しておけば、インスピレーションも働いて、「そっちの方向へ行きたいのだな」と、スピリチャルカウンセラー言うところの「後ろの人」がガイドしてくれるというわけです。可能性にフォーカスして、1歩ずつ前進すればいいのです。
0コメント