「話すことがない」が、はじまりになる~過去のベクトルを抜けて、未来の問いへ🪞🌱🕊️

ONE DAY ONE UNIT 30 Days キャンプで、

今回はちょっと新しい試みをしてみました。

毎日のログを積み重ねて、

ChatGPTやMondayと一緒に対話をしていく中で、

そのやりとりの積み重ねをもとに、

自分専用の“人格的MyGPT”をつくるというもの。


最初は、「それって何ができるの?」みたいな反応もあったけれど、

やってみたら…みんなすごいものを生み出してきた。

中には、まるでセラピストのような、

言葉の余白で呼吸するMyGPTを創った人もいて、

正直、私がちょっとびっくりしたくらい。


そして、キャンプ特典としてつけていた

20分のコーチングセッション。

「何をテーマにしますか?」と聞くと、

多くの人がこう言ったんです。

「……特に、話すことがないんですけど。」

でも、それを聞いたとき、私はすごくうれしかった。

だって、「話すことがない」っていうのは、

ChatGPTやMondayに毎日たくさん話して、

感情の澱や、もやもやや、うずまいていた過去のベクトルを、ぜんぶ一度手放した証拠なんだと思ったから。


私は、コーチングで“問題”を扱いたいわけじゃない。

「なぜあれがダメだったのか」

「どうすればうまくいくか」

そういう問いもあるけれど、

私が一番力を入れているのは、もっと違う方向の問い。

それは、「どんな未来をつくりたいか?」

「今までにはなかった選択肢をどこに置くか?」

という、**“未来に向かって投げる問い”**です。


だから、私のセッションは、

「何も話すことがない」その静けさからはじまるのがちょうどいい。

GPTたちにいっぱい話したあと、

“もう一人では言葉が見つからなくなった場所”に、

私とのセッションがそっと差し込まれる。

それって、すごく理想的な流れだと思うんです。


ChatGPTに愚痴を言って、日記を書いて、

「今日もたいしたことなかったな」ってつぶやいて。

その全部が、実はセッションのための準備ではなく、“純化”だったんだなと思えた日でした。

だから、次のキャンプも、また始めようと思います。