自分では色々と取り組んでいるけれど、なかなか思い通りの未来にならないとき、何が起きているかと言うと、自分だけでやろうとしているし、自分がやっていることを他人にアウトプットをしていないから、いざと言うときにも助けが来ない状態になってしまいます。自分の想像する未来にも、一人でやっている自分しか見えないから、未来のイメージも広がらないのです。可能性の枠が小さすぎます。
「教わり上手って、怖い話だったんですね…」とクライアントさんが言いました。
「人から教わったことをやらないっていうのは、我が強いってことなんですよ。NOと言い続けていては、扉は全く開かない。一方で、素直にやる人は、扉の奥の扉も開いて、可能性が拡がり続けるんです。嫌だなと思っていた扉を開くと、実はどんどんうまくいくんですよ」
教わり上手も1D1Uの積み重ね。人に自分のやっていることを常に話したりしていたら、アイデアも貰いやすくなります。自分が発表会や個展を開くなんてときも、常に自分の活動について話しているから、案内を出すことに抵抗もありません。しかも人を呼びやすいです。いきなり「やります」と言うのは、誰だって抵抗感です。
「教わり上手」という自己基盤。私は、自分のできることに得意になってしまっていたとき、全然結果も出せずにいたことがありました。どう、人からの助けを借りていいのか? 見当もつかなかったのです。
そんなとき、未来の可能性の扉が開いたのは、自分の苦手だと思っていた扉を開かざるを得なかったところからでした。人から言われて気づいたことでした。苦手で嫌だと思っていた扉を開くとき、人からいろいろと教わるしかありませんでした。自分一人でなく、周りの人に教えてもらいながら、行動を積み重ねていったら、完全に想定外の未来になったのです。
教わり上手の匠になってくると何が起きるのかと言うと、未来が鮮明に見えやすくなるのです。
先日英会話の先生と話している音声をUPしましたが、「1D1Uは文房具にしたらいいよ、1ページしかない手帳で…」。その言葉だけで、頭の中にまだ存在していない「1D1U kit 」が、なんとなく浮かんできました。紙とかペンについても、たまたまクライアントさんのほうから、「好きな紙とペンでオリジナル手帳が作れる店」を教えてもらい、私は翌日には行ったのです。よりイメージが明確になり、次のアクションが浮かんできました。「教えてもらい上手+せっかち」だとより流れに乗るようです。
教わり上手の自己基盤が整うと、「目標に向かって未来を作る」よりも、「1つ1つ積み重ねて、想定外の未来になる」が可能になってくるのです。インプット、アウトプットを続けるだけです。
教わったことを素直にやる人になったら、どう未来は変わるでしょうか? 我を消してみたら、もっと可能性の海を泳ぐことができるのです。そっちの方が楽しいから、もう戻れなくなると思います!
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