優しさとは何か?

 本日は、1D1U Reborn 21 Daysの最終日で、このキャンプ3回目のSHS(Sunday Hitomi Service)をライブ配信しました。今回ようやく、私の10年間に渡る人間成長のために実践してきたことについて、その渦中からではなく、そこから抜けて語ることができるようになったのだと実感しました。

 今回の内容は、かなり皆さんをインスパイアしたようで、なんと、いつもならキャンプが終わってから2週間後に提出となるエッセイを、今日の今日、書いた方がいらっしゃって、びっくりです。私も速攻で編集し、すぐに返信しました。(笑)


 今回のSHSのご質問は、「相手の感情に反応しすぎないには、感情を味わって、昇華させていくことだとは知っているけれど、感情を味わいつくしたら、淡泊な人になってしまわないか?」ということと、「企画力のアイデアは、どうやって湧いてくるのですか?」というものでした。

 この2つの質問は違うようでいて、実は源は同じであることに、話しながら気づいていきました。なので2つの質問ですが、一気に答える形となりました。


 私は、自分が体験したことしか話さないので、「感情を手放す」ことについて、考えを話すとこんな感じになっていくのか?!と、自分でも驚きました。ご質問を頂いたのは、直前だったので、モーニングルーティン中に頭で組み立て、後はその場のしゃべりに任せた感じです。

 また、企画の作り方についても、自分が店長時代からずっと大切にしてきたことを、17年間のライフコーチの経験、とくにこの4年間の1D1U Campでのユニタスさんとのやり取りなど、経験と結果が増えた分、そこの一つのつながりを見出すことができました。やはり、1D1U Campを長年やっているので、ユニタスさんの質問が、長年の洞察から来ているものなので、こちらも是非答えてみたいと思える質問を頂きます。継続してくださっている絆だからこそ、出てくる言葉には深みがありますね。

 頂いたご感想をシェアします。

★1

ありがとうございました。お話をきいて、色々な答えを頂けました。

・この状況をどう捉えるのか?

・企画は繋がり 人と繋がる、未来へ続いていく

・相手を、ありのままを、観察して、相手の輝く事を見つける。

・探索する

・自分で選ばせる

・感情を味わい尽くすことで、相手を理解できるようになる、心に余白がうまれる

・傾聴

・今をどう生きるか?どんな質問をするか?

 yurikaさんの質問とも繋がっているお話で、ちょうど自分がどう生きたらいいのかなぁと思っていた部分にも繋がっていました。←これはレポートに書きます(笑)

 心がざわつくことが40代になってからどんどん減っていった理由もなんとなく分かりました。相手の心情とその背景を想像できるようになったからだったんだと。
 人生に企画を提供するコツがわかったうえに、自分以外の人にも企画を提供できる可能性があることが嬉しく思いました。上手くまとめられないので、レポートを今から書こうと思います。


★2

SHSありがとうございました。

今回は特に牧師さんのお話を聴いているような気持ちになりました。

ネガティブ感情の味わい方も、お父さんへの寄り添い方も、優しさに溢れていて、優しい人で在るというのはこういうことなんだなと腑に落ちた気持ちです。

そして優しい人で在ることで生まれる、人が活躍できる場所を見つけるという視点が、隊長の企画に通じていくんだなと、全ては繋がっているんだなと思いました。

とても深いお話をありがとうございました。

yurikaさん、chikakoさんもご質問をありがとうございました。

★3

今朝もありがとうございました。2つのお話、とても胸に響きました。

感情を味わって手放す。

今日のお話で、それがどういうことか腑に落ちました。最近もネガティブ感情を起こさせることがありましたが、逃げ回らずに向き合って、「経験済み」のはんこを押してしまおうと思います。


 お父さまの話、そこからつながる企画の話も、やさしさや愛情が溢れていて、じーんとしました。人の話を聴くとき、接するとき、相手よりもつい自分の感情や意見、アイデアが頭を占めてしまいがちです。

 傾聴は、一度は理解して、実践できても、なかなか身につきません。ですがこういう場があることでくり返し学べて、きっと、忘れちゃうようで何かは残っていて、くり返しながら成長してるんじゃないかな、とも思います。ありがとうございました。


 ありがとうございました。皆さんのご感想を拝見すると、「優しさとは何か?」について話していたとも取れました。またそれは、エリッヒ・フロムの言う『愛するということ』なのかもしれません。

 過去の私は不愛想で、人の話もろくに聴けない自分でしたが、(笑)自分に傾聴力が不足しているからと思い学んだ傾聴学を実践に落とし込んでいくなかで、邪魔になっていった自我を消していく作業に入っていきました。私にとって、その一連の修行は10年はかかりました。傾聴力を学んでも、すぐには本質を理解するのは難しいものですね。だからこそ、傾聴力を磨くことが、そのまま人生の大きな目標にもなるほどのテーマなのだと思います。

 ということで、SHS動画は明日にでもメルマガでシェアさせていただきます。