今を生きる喜びと後悔のない選択。

 今年の秋に母と旅行に行く予定です。行き先は、音楽の都、オーストリア、チェコ(チェスキークルムロフ)など、世界遺産を巡ります。もう母も77歳ですし、飛行機に乗るだけならまだできても、観光するには、足腰も元気でないと無理ですからね。ということで、緊急かつ重要なことになっているのです。

 これまで、クロアチア・スロベニアの旅、スイスの旅などのツアーに母と参加しまして、そのときの動画をグーグルフォトにアップし、別冊で写真アルバムも制作しました。特に動画がそのときの感情も蘇るようです。

 なので今年は、レンタルでGoProを借りて、私の走馬灯に上映されるような、素敵な映像を撮りたいです。今のところ、2019年のロケットマンコンサート in Hollywood は、走馬灯決定です。(笑)


  次の仕事までの間のつなぎの時期で、ただいま副業中の方の『ひとみの部屋』セッションがありました。

 今まで仕事ばかりしてきて、いざ休みに入ると、この状況は、忙しかったころからすると、一番欲しかったものを手に入れているのに、罪悪感がふつふつと湧いてくることがあるそうです。思いっきり楽しみたいなと思うのに、仕事もしていないのに、楽しんではいけない、という思いも湧いてきて、楽しみたいのと罪悪感に挟まれているようです。

 次の仕事に入ったら、まとまった休みも取りにくいでしょうから、旅行の計画も立てたらいいのにと思いますが、特にないようです。もともと海外もお好きな方ですし、以前の仕事でも海外の可能性があったようですが、ちょうどコロナ禍に入ってしまい、行かない選択をされたようです。しかしそのことが、後悔にもなっているようでした。

 ではこれからの人生の中で、また海外旅行へ行くとしたらどこに行きたいのか? とくにこの国というのが思いつかないようでした。

 そこで、「ご家族の方と一緒にはどうですか?」と聞いてみると、ご両親はパスポートがあるのに、海外旅行へ行っていないとおっしゃいました。

 そこで私は、ご両親が元気なうちに一緒に旅行することを提案してみました。行きたい場所が思いつかないときは、相手の希望に便乗すればいいのです。私は、「母が行きたいところについて行く」という決め方で、今回の中欧旅行に決まりました。

 クライアントさんは、全然、ご両親との旅行について考えたこともなかったようでした。きっとご両親からすれば、娘が忙しそうだから、声を掛けるのは難しいと思っていたに違いありません! だからこちらから、提案してみたら、きっと喜んでくれると思うのです。


◎セッション後、ご感想をいただきました。

やっぱりいい空間ですね「ひとみの部屋」。

近況報告の後、口からポロっと無意識に飛び出した私的には何気ないと思っていたこと。それこそが現時点での私の人生の最重要案件だと気づかされました。「気づきなさいよ!!!」と言われたわけでも、無言の圧を感じたわけでもなく、ただただ高尾山の清流のような隊長の清々しく穏やかな微笑みを前にして心と思考が大きく揺さぶられたのを感じた朝。

「ひとみの部屋」の後、

いつも思い出話に花が咲く伊勢神宮、母がもう一度食べたいと言い続けている鳥羽の絶品「さざなみ定食」を食べに行く旅が決まりました!後悔しない在り方への導きありがとうございました。


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 私は、クライアントさんだけでなく、クライアントさんの周りの人たちも幸せにつながるセッションを提供したいと思っているので、この20分の対話が、永遠の思い出としてもつながっていけるような選択になったことをうれしく思いました。