7/27 or 7/30 に開催する「フリーランス新人のマネーセミナー」ーでお配りする小冊子が、ほぼ出来上がり、税理士さんにもチェックをしていただこうとPDFファイルを送信させていただいたところです。
目次は以下のとおりになりました。
1. フリーランスの税金はどう決まる?
① 課税所得とは?
② フリーランスが支払う4つの税金
2 フリーランスの必要経費
① 経費にできる項目を知っておく
② 支払の証拠をとっておく
④ 所得控除の実践
3. 確定申告の準備
① 収入と支出の明確化
② 適切な控除の適用
③ e-Taxの利用登録
④ 申告でよくある間違い
4. 所得が増えてきたら法人化を検討する
5. 個人事業とマイクロ法人を持つ
ここまで終わるかどうか‥‥。(笑)
まだ、サラリーマンを終えていない方もいらっしゃるので、例として、サラリーマンで年収500万円の人はどれくらい税金をはらっているでしょうか? ということもお話してみたいと思っています。あるサイトのシミュレーションを参考にしてみます。
◎年収500万円の場合の手取り額は約385万円で、1か月あたりの手取り額は約32万円(ボーナスなし想定)となります。なんと、23%は税金だったのですね。
内訳:
社会保険料:78万3000円
所得税:13万2200円
住民税:23万9700円
500万円-78万3000円-13万2200円-23万9700円=384万5100円
次に、収入500万円で、経費200万円のフリーランスだとどうなるでしょうか?
フリーランスは、売上に課税されるのではなく、経費と控除を引いた所得に課税されるので、収入500万で経費が200万ならば、300万円に対しての課税ということになります。
つまり次の例はどれも所得が、300万円になることにご注意ください。
売上高 1,000万円 / 必要経費 700万円
売上高 500万円 / 必要経費 200万
売上高 350万円 / 必要経費 50万円
どれも、300万円の所得になります。ここに課税されます。
あるサイトによると、手取り約233.5万円になります。つまり税金は66.5万円です。
収入は500万で同じであるのに、支払った税金が、サラリーマンは、115万と個人事業主は、66.5万ということになります。経費が使えるので、税金が下がるということなのです。
お金の価値観からして、サラリーマンと個人事業主では全然違うことになる理由はこれが一つです。経営者の考え方が理解できなかった人も、ようやく理解できるセミナーになると思います。ようこそ、個人事業主の世界へ!
0コメント