「参りましたの出来事でも起きれば、わかるんでしょうがね。まだ特に僕には起きてないですから」。確か、4か月くらい前にそんなことを言っていましたが…。
昨日のセッション準備用紙に、「2メートルくらいの用水路的な穴に落ちて、頭は無事だけど、複数傷と打撲でかなりのダメージ」と書いてありました。前回のセッションでは、日焼け止めもつけずに登山をして、やけどにもなっていたので、今月はさんざんの目に?! これはようやく「参りました」なのでしょうか。
「穴に落ちるってどういうサインなんでしょうかね?」
これは夢の話ではないですが、夢占いで調べてみたところ「転機が訪れるサイン」とありました。それしかないでしょう。
かつて知人も、「PCが壊れ、自転車を盗まれ、左手小指骨折」という災難に見舞われ、私に「なんのサインなの?」と聞いてきたので、「新しいことを始めたらいいサインになる」とアドバイス。
それから間もなくして、いい引っ越し先を見つけ、それからよい人生の転機も訪れて、幸せな未来になっていました。だからきっと、クライアントさんの災難も、サインを正しく解釈できれば、いい未来につながるんだと思い、丁寧にサインをひも解くセッションとなりました。
「何かのメッセージなんでしょうけど、そもそも、なぜその日は、その穴にたどり着いたのでしょう?」
「実家の人と別れて、食事でも買おうと駅で見ていたけれど、ピンとくるものがなかったので、いつも通らない道を通ることになって、いつも行かないコンビニへ行くことになって、そして買い終わったら、穴に落ちました。暗かったのもあるけれど…」
「つまり、自分でコントロールしていないで、勝手に導かれたってわけですね。それは後ろの人からのメッセージでしょうね。それにしても、後ろの人はずいぶん手荒いようで…。やけどさせたり、打撲させたり、体を温めようとするんですね。それって、『熱くなれ!』て激励しているんじゃないですか?! ずいぶん熱血の人がついているようですね。(笑) 頼もしいじゃないですか! 自分の感情がいつもクールなままでいると、また『熱くなれ!』ってことで、ほかの方法で、また身体に熱を持たせることをさせますよ。(笑)」
「それは嫌ですね。(笑)」
「だったら、自分から常に熱くなっておけばいいんじゃないですか? 運動すれば熱くなるでしょ」
「筋トレとヨガは家でやっていますけど」
「有酸素運動ですよ」
「それはやってないですね」
こんなことを話しているうちに、クライアントさんが、いかに後ろの人と仲良くなるか?の話にもつながり、自分を客観視する観方が自然とできてきました。これまで、自分でいっぱいだったクライアントさんでしたが、客観視することによって、変化できそうですね。
結論として、すでにクライアントさんが熱くなっておけば、もっといい応援団になってくれそうですね。これからのセッションは、毎週30分毎受けるということになりました。
私もそうですが、英会話、ボイトレ、コーチングセッションがあることで、気分のいい状態が続いているのだと思います。結局、発想も行動も気分ですからね。私のコーチングを30分に分けて、毎週熱い人と接触すれば、いいエネルギーにどんどん変わっていくと思います。(笑)
ついに、参りました体験となったようでした。クライアントさんも、メイクセンスのようです。通例ならば、激変のシナリオになるかと思います。穴に落ちたことについて、普通の会話ではここまで解釈しないでしょうから、コーチングの時間はなんでもありですね。
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