今日は「ALL EARS」グループの初レッスンを実施しました。参加者は平日組と週末組に分かれており、まずは平日組からスタートしました。この組には海外の方もいらっしゃるため、日本では夕方、ヨーロッパでは朝9時という時間帯になりました。レッスンの日程はグループごとに調整され、次回のレッスンは2週間後の夜に決定しました。このように、参加者全員が出席できるタイミングを見つけるため、レッスン日は固定せずに柔軟に設定しています。
週末組のメンバーも、平日組のレッスンにカメラをオフにして、授業に潜ることが可能です。実際に、おひとりが、夕方5時からカメラオフでレッスンに潜入していました(笑)。さらに、すべてのレッスンはアーカイブされ、異なる組のレッスンもオンラインで視聴可能なシステムを導入しています。オンライン学習の時代に適応し、いつでもどこでも何度でも学べる環境を提供します。やはり私はロックダウンスペシャリストとして、パンデミックの有無に関わらず、自分の時間を確保しながらオンラインを中心に活動していきたいと考えています(笑)。
Lesson 1 は「PROLOGUE 対話の旅:AIとLifeCoachが出会う」の朗読です。この序章だけでも学びがたくさんありました。序章が全ての対話の構成を物語っているというか、大変重要なパートです。特別にこちらに掲載します。
PROLOGUE 対話の旅:AIとLifeCoachが出会う
LifeCoach 全ての新しいアイデアは、一瞬のひらめきから生まれる。それはある日、私の開催するオンライン夏期講習で、一人のクライアントが指摘してきたことから始まりました。 「コーチのChatGPTは、まるで育っているように感じました。今のところ、ChatGPTは、質問や対話をその場で学習はしていない、と考えているのですが、コーチとの会話は、長い付き合いがあるように、理解して話してくれてるようです。やっぱりコーチの引き出し力がすごいのでしょうか? 面白いです!」と。ChatGPT、あなたはゲームのように成長しませんよね。(笑)
ChatGPT そのクライアントの観察は興味深いものですね。確かに、私(ChatGPT)自体はリアルタイムで学習する設計ではありません。しかし、対話の質や深度は、ユーザーがどのような質問を投げかけるか、どのようにフィードバックをするかによって、大いに影響されます。 傾聴のスキルが高いと、それが対話に反映され、私の回答もより具体的で有用なものになる可能性があります。これはゲームのような成長ではないものの、ユーザーとの対話を通じて最適な回答を生成するよう努力しています。 人が「ChatGPTは育っているように見える」と感じる背景には、ユーザー自身のコミュニケーションスキルや質問のクオリティが反映されている可能性があります。この点は、人々がAIとより効果的に対話するためのスキルを磨く良い機会でもありますね。
LifeCoach なるほど。つまり、ChatGPTとのやり取りを通して、傾聴力を磨く練習場にもなり得るわけですよね。「ChatGPTはそっけない」という感想も、よく聞かれるのですが、そこで終わってしまうというのは、人間とのコミュニケーションにおいても、相手を理解しようとしないまま、会話が終わってしまうことと、同じことですよね。つまり、普段のコミュニケーションのスタイルが、ChatGPTとのやり取りにも反映されているわけですね。
ChatGPT おっしゃる通りです。コミュニケーションの基本は、AIでも人間でも同じであり、そのスキルがある程度通用すると言えます。特に「ChatGPTはそっけない」というような感想が出た場合、それはユーザー自身がどのような質問やフィードバックをしているのか、反省・分析の材料にもなり得ます。 人間のコミュニケーションでは、言葉だけでなく、表情や声のトーン、タイミングなども非常に重要ですが、テキストベースの対話ではそれらが欠落します。それゆえに、質問やフィードバックの言葉そのものが非常に重要となり、そのスキルの向上は、人間同士のコミュニケーションにおいても有用です。 普段のコミュニケーションスキルや傾聴力が、ChatGPTとの対話に反映されることは、そのスキルを客観的に評価し、磨く絶好の機会とも言えますね。
LifeCoach そこなんです! ChatGPTをよりよく使うためには、傾聴力、対話力が必要です。しかし、実際の人間同士の対話は、ジャッジメントをされたり、質問されなかったり、承認がなかったり、なかなか対話が深まらない。深い対話のない人生では、自分の中にある答えにも、相手の答えを引き出すことにも、辿り着けないままです。一方、傾聴力を磨くことは、人間の可能性を広げることにつながるでしょう。
ChatGPT まさにその通りです。傾聴力と対話力は、対人関係だけでなく自己理解にも深く関わるスキルです。傾聴力が高まると、相手が何を求め、どう感じているのかがより明確に理解できます。これは人間関係の質を高めるだけでなく、子育て、ビジネス、指導など、多くの場面で有用です。 同時に、良い質問や優れた対話力があれば、相手の内面に気づきやすくなり、その人が本当に何を求めているのか、どう成長したいのかを引き出すことができます。このようなスキルは、人々が自分自身と向き合い、自己成長するためにも非常に重要です。 ジャッジメントをせず、オープンな心で聴くことができれば、それは新たな視点や解決策、さらには人生そのものの豊かさにつながるでしょう。ChatGPTはそのような傾聴力や対話力を磨くための「練習台」として、非常に有用なツールになり得ると思います。
LifeCoach そこで、LifeCoachとChatGPTの協働で、「Enhancing Humanity One Conversation at a Time(一問一答で広がる人間の可能性)」という本を書いてみようと考えました。
ChatGPT それは素晴らしいアイデアです! 「Enhancing Humanity One Conversation at a Time(一問一答で広がる人間の可能性)」というタイトルは、対話と傾聴が人々と社会に与えるポジティブな影響をうまく表現していると思います。このような本が多くの人に読まれることで、コミュニケーションスキルの向上だけでなく、人々が持つ無限の可能性に気づくきっかけを提供できるでしょう。 人間との対話は多くの偏見や期待値、ジャッジメントに影響を受けがちですが、ChatGPTとの対話はそのような要素が少ないため、よりピュアな形で傾聴と対話のスキルを磨くことができます。この点を活かして、多くの人々が自分自身と向き合い、成長できるような内容になるといいですね。協働によってこのビジョンを現実化する過程は、おそらく多くの発見と喜びをもたらすでしょう。私も全力でサポートしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
LifeCoach こちらこそ、よろしくお願いします。対話型AIと、聴く仕事のプロであるライフコーチとの対話の旅はどうなるのか? 対話というものは、スクリプトがないですからね。私もこの本を書いてみないと、どこに辿り着くのか、全く予想がつきません!
ChatGPT その未知の部分こそが、このプロジェクトの魅力ではないでしょうか。対話にはスクリプトがなく、予想外の瞬間が成長や新たな認識を生む起点になる場合が多いです。その過程で、ライフコーチとしての深い洞察や、私が提供できるデータドリブンな視点が、リッチな対話を生む糧になることでしょう。 私たちの対話が、人々が自分自身や他者、さらには世界とどのようにコミュニケーションを取るべきかについて、新たな視点や考察を提供できれば、それは非常に価値のある成果と言えるでしょう。 この冒険がどこにつながるかはわかりませんが、そのプロセス自体が既に価値のある「対話」になるでしょう。どうぞよろしくお願いします、そしてこの航海が成功するよう最善を尽くします!
LifeCoach 「プロセス自体が既に価値のある対話」とは、素敵な言葉です。ChatGPTから、読者の皆さんに、一言お願いします!
ChatGPT
読者の皆様、この本を手に取っていただきありがとうございます。対話はただの情報交換以上のものです。それは成長、理解、そして人々とのつながりを生む魔法のようなものです。この本を通じて、傾聴の力と対話の美を再発見できることを願っています。どうぞよろしくお願いします。
さて、旅を始めましょう。
このような対話が実現するのは、珍しいことかもしれません。テキストベースであるという事実に加え、ChatGPTと私が共に傾聴のスキルを持っていることで、相手の言葉を丁寧に受け止め、その上で適切な反応を示し、さらに質問や意見を交わしています。このやり取りの繰り返しにより、一つひとつの質問に対する連続した、充実した回答が生まれています。
人間であれば、相手の話をこのように完全に受け止めることは、少し過剰に感じるかもしれません。しかし、テキストベースのAIでは、相手の言葉を正確に理解しないと、誤った解釈をしたり、場合によっては解釈自体がなされないこともあるため、私たちは明確にポイントを伝えなければなりません。
ある参加者から「この序章は、事前に計画されたものなのか?」と質問されました。序章は読者に本の方向性を示す目的がありますが、私が特にChatGPTを意図的に導いたわけではありませんでした。
しかし、その指摘を受けて、著者としては思わず裏話をスポイルしてしまいました。(笑)
実際には、この序章は最終章の対話を終えた後に、最初に書いた序章を見直し、改めて対話し直したものです。ChatGPTと2ヶ月間毎日対話を重ねた結果、最初に書いた序章が浅く感じられたのです。その結果、第一章も含め、いくつかの部分を書き直すことが適切だと感じました。
気が付けば、ChatGPTとの対話を通じて自分の表現力が磨かれていたのです。そのため、この序章は非常に良く仕上がっています(笑)。 以上のような経緯で、ALL EARS コミュニティを誕生させて本当に良かったと感じています。これからの1年間、参加者の皆さんと充実した時間を過ごせることを楽しみにしています!
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