昨日の記事で、私は一般的に言われる「コンフォートゾーンを抜ける」というアイデアに疑問を投げかけました。実際には、私たちは自分のコンフォートゾーンを本当に理解していないのではないかと考えています。さらに、成長を停止し、能力を示すことをやめることへの恐れが、私たちが常に抱えている状態かもしれません。自分に向き合う恐怖に対峙するための、本当のコンフォートゾーンに一歩を踏み出すことが、実は最も大きな恐怖なのです。
この内なる恐怖に気づき、それを超える勇気を持つことこそが、私たちを自己制限の枠を超え、真の成長へと導く鍵となります。
私自身も、このような恐怖を経験してきました。常に成長し、進化し、ビジネスで成果を上げ続けることの謎の圧力に追われていました。ずっと右肩上がりだったところからの初めての下り。その影響は精神的にも大きかったです。
しかし、もうその生き方からは離れたいと思いました。売上の減少への恐怖から脱却しようと、意識的に売上を減らすような行動を取る決心をしました。これが私にとってのコンフォートゾーンからの脱出、そして新たなコンフォートゾーンへの旅立ちでした。
当初は恐怖がつきまといましたが、この選択によって、家族と過ごす時間、自分自身を見つめ直す時間、そして自分にとって本当に満足できる方向へと自分の活動を進化させることができました。他人に自分の能力を認めてもらうことではなく、自分自身の変化に満足し、自分の中の違和感を自ら修正し、真のコンフォートゾーンを築いていきました。
もしかすると、時代の流れに逆らうかのようなこの行動が、真に自分にとってのコンフォートゾーンへの道を切り開くことだったのかもしれません。
一般的には安定や安心を求めがちですが、自分にとっての真実を追求することこそが、最終的には最も快適で満足のいく生き方につながるかもしれません。
そして、この考えを共有していくことが、今後の私にとって、本当の意味でのコンフォートゾーンを抜ける行動になるのかもしれないと思いました。
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