私はコミュニティで毎日コメントの返信をしていますが、その中で使われる言葉が、時に参加者の固定観念を反映していることがあります。言葉は現実を作る力があるので、選ぶ言葉には特に注意が必要です。
例えば、ある参加者が「最近、朝昼晩と瞑想を始めたものの、朝の瞑想が特に難しい」とコメントしていました。私は、「1分間だけの瞑想でもできたとみなしていいと思いますよ。"難しい"と言えば難しいことが現実化しますからね」と返答しました。
このアドバイスに対し、その参加者は、「朝の瞑想が難しいと感じても、それをどう乗り越えるかを考える習慣をつけようと思います」と気づきを得たようでした。
私自身、「難しそうだ」とは決して口にしないマイルールです。
実際、私の姪がよくピンチの際に助けを求めてきます。ある時、スマホの充電がほとんどなく、電車の改札をスマホのパスで通れるか微妙な状況でした。そんなとき、「どうしよう」とLINEが来たのです。
まずは、できるだけ携帯を使わないことです。さらに私が伝えたのは、「そういう人は沢山いると思うから、きっと改札窓口には充電器があるでしょう」と答えたところ、「確かに!」と返事が来て、安心したようです。
どんなピンチの際も、私の返事は大抵「そんな人沢山いると思うから、何とかなるはず」とか、「まずは試してみて、ダメならその時考えましょう」という解決策です。
常に可能性の方向を探し続ければ、たいていのことはどうにかなります。また、難しいかどうか、苦手かどうかは試してみないと分からないものです。難しいとか苦手と決めてしまうと、それ以上の可能性は決して見つからない。考えて、考えて、何とかクリアすることが楽しいのです。
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