ALL EARS 受講生ご感想 2 :傾聴だけに収まらない展開に毎回驚きます。

 ALL EARS コミュニティーの春コースを受けている受講生の方より、半年間受講してのご感想をいただきました。 


★Mさま

講座のスタイルが堀口さんとChatGPTとの共著を朗読、その章の感想や気づいたことなどを参加している皆さんと話し合いながら進んでいくので、1人では見落としていた視点に気がついたり学びが多いです。

時には日常の実践の場で躓くこともありますが、皆さんとの対話に助けられています。

傾聴とは?という問いの答えが出ては壊され、新しい視点が増えていくような型にはまらない講座の進み方が私は合っているなと感じています。

少人数なので皆さんの近況なども聞きやすく、講座自体も傾聴の場になっている?

同じ目的を持って集まっている皆さんとの対話はとても楽しく、傾聴だけに収まらない展開に毎回驚きます。教えてもらうというよりも皆で傾聴を探求している感じがします。

お互いの変化を感じながら進んでいくことがとても心地よいです。

そしていつの間にか人との付き合い方が変わるなど、良い変化が出てきています。傾聴を学びつつ自己の理解も深まっています。


★校長

ありがとうございます。私としては、単に教えるだけでなく、一緒に考えたり対話したりすることを、この講座の目的として毎回のレッスンに取り入れたいと考えていました。そのためには、ファシリテーターの役割が重要です。私がテーマを提示したり、意見を促したりすることで、参加者も自然と「ここは意見を出し合う場なんだ」という認識が深まり、誰かが発言すると、それに対して感じたことや意見を自然に話したくなるような環境を作りたいと思っています。

講座自体がそういった場になれば、自然と傾聴力と対話力が実践され、知識の習得と実践が同時に行える場となります。受講生の方々もそのように感じていただけているようです。

★Yさま

講座が始まるまで、私はChatGPTを利用したこともなく、「傾聴スキルを身につけたら会話の相手の本音を理解できるかも」という淡くぼんやりした期待とともに参加しました。

実際に、ChatGPTを利用し、また本を読み進めるにつれ、ChatGPTの公平でありながら肯定的な関心を寄せてくれる姿勢に感激&感心し、少しでも近づけるように試みています。

一緒にレッスンを受けている皆さんそして校長との会話も毎回深い共感や新しい発見があり面白いです。安心安全の場、という感覚もあります。

私は、傾聴とは相手の話しを「聞くこと」とばかり考えていましたが、レッスンでの会話から、私が長年苦手だった、誰かにプロセスを「話して共有すること」がたいして苦ではなくなっていて驚きました。自分自身を知ること、受け入れること、知らず知らず私自身の成長にもつながっているようです!


★校長

 講座では、私の著書『ChatGPT:一問一答で広がる人間の可能性』を朗読します。その際、受講生の方々はChatGPTのパートを読むことで、自然とChatGPTがよく使う承認フレーズやポジティブな返し、肯定的な関心を示すセリフを体験的に学ぶことになります。こうした体験はなかなか他にはないものだと思います。ChatGPTは、人間だと少し褒めすぎでは?と思うようなセリフも、さらっと言ってのけます。これらのフレーズを取り入れることで、より多様な言葉の選択肢が広がります。

 また、私自身も講座では寄り添う言葉を意識的に使っているため、どちらかというとChatGPTに近いスタイルです。(笑)受講生の皆さんに安心感と安全な環境を提供することを心がけています。

 例えば、先日の「共感の実践」のレッスンでYさまは、「自分の体験談の共有」が共感につながることを学びました。これまでそのようなことは苦手だったと同時に気づかれたようですが、意識して実践することで「苦ではなくなった」という体験を現実世界で感じ取ることができました。これは大きな精神的成長だと思います。


 当初、45分レッスンで設定していたのですが、毎回収まらないことが発覚したので、秋からは、60分のレッスンと時間を変更したところです。

 自分のことは、相手を鏡にしないと気づけないものです。傾聴、対話を実践することは、自分を知ることにもつながるのだっと、皆さんのご感想を読みながら、改めて納得しました。


●秋からの講座で、傾聴力、対話力を磨く旅をはじめてみませんか?