企画が苦手です。どうやって企画を考えているのですか?

 先月にリリースした『メンタプログラム』。覚えていますか? 毎日メールのやり取りがメニューに入っており、かなりいい感じです! クライアントさんが毎日でなくなることもありますが、(笑)ほぼ毎日メールのやり取りをしています。

 昨日は、「企画が苦手ですが、堀口さんは、どうやって企画を考えているのですか?」というご質問から、改めて「企画」について考えてみました。


 私でしたら、『1D1U SCR』も、この『メンタープログラム』も企画ものです。リリースすれば、お客様が集まり、リピートもしていただいています。単発の企画ものもありまして、『Hitomi’s mega-Cleaning set(お掃除セット)』がそうですね。案内ページ1枚だけで営業していますが、毎回限定数が期限内にSOLD OUTです。
 いまでこそ、お客様に喜ばれて、リピートしていただけるものを作れるようになりましたが、これは失敗からの学びが大きいです。
 私は学生時代から、「企画もの」いろいろとやってきました。結婚式の挨拶や余興、2次会司会など。失敗も結構多いです。企画もので失敗というのは本当に最悪でしかありません! しかし、よく懲りずに企画します。(笑) 
 人生最初の失敗体験は、大学時代のテニスサークルの2年生企画で、「都営線スタンプラリー」というものをしました。いろいろな駅のマクドナルドなんかに、スタンバイしている人がいて、スタンプをもらいに行く。たくさん集めたチームが勝ちというものです。
 春先のイベントなので、先輩と後輩とが仲良くなる時間を持てるかもと思って、「電車の旅」を思いついたわけです。私が思いついたのですから、スタンプラリーの用紙も作り、誰をどこに配置するかも決め、商品なども、全部一人で仕切りました。これが失敗の始まりでした。
 当日、雨が降り、スタンプラリーは面倒なものになったでしょう。タイムアップになって、最終集合場に戻ってきたサークルのメンバーたちはぐったりしているように見えました。誰も私に感想や、ねぎらいの言葉もかけてもらえませんでした。私が強気な態度をしていたのかもしれませんが! 若い時はそういう態度、結構あったと思います。


失敗の原因は、

①自分がやってみたら楽しいと思ったことを企画した。(独りよがり)

②当日のシュミレーションが甘かった。

③ほとんど一人でやっていた。

④他人の意見を聞くのが苦手だし、自分の意見がいいと思いすぎるタイプ。


 その後、社会人になってからも、自分が突っ走りすぎて後ろがついてこない?! なんてこともたまにあり、上司にも指摘されていました。アパレル店長時代に、自分が不得意な「傾聴」を学んだことで人生がガラッと変わったのです。みんなで協力できるようになってきたのです。
 しかし独立後、また更に難しいハードルがいっぱいありましたが、数々の失敗を乗り越えて、今に至ります。基本私は「企画はしたい!」人なのですが、「相手の幸せを考える」力を磨く必要があったのだと思います。
 結局、「企画はどうやるんですか?」という質問、大切なポイントを押さえながら、やってみることに尽きるんじゃないかと思います。ノーリススクであることが、経験を積むには大事なこと
ですね。0円でできる企画を立ち上げて、うまくいってないなぁと思ったら、知らぬうちにやめればいいので。(笑)